第3話
------翌日------
ピピッピピッピピッピピッもう朝か……ふぁぁ
昨夜は興奮して良く眠れなかった、目標の一つをクリアしたのだ、興奮もすると言うものだ、
後は上級キュアポーションが、ダンジョン病に効いてくれれば…………
朝の支度や食事を済ませ、学校に向かう為に部屋を出る、
「真依琉くんお早う」
真「大家さんお早うございます」
大「はい、お弁当」
真「何時も済ません」
大「2個も3個も作るの変わらないから、じゃあ行ってらっしゃい」
真「はい、行って来ます」
数十分後
宗「おっ来たか!お早う真依琉」
浅「押手くんお早う」
真「宗二、浅香さんお早う」
剛「ふんっ」
骨「…………」
なんだ?何時もはウザく絡んで来るのに?
宗「あぁ!真依琉は昨日の放課後、直ぐ帰ったから知らないか?」
真「何か在ったのか?」
宗「昼の事で二人とも親呼び出しで、相当怒られた見たいだぞ!」
その後も何事も無く授業も進み、放課後俺は何時ものダンジョンな向かう、
レベルが上がってからの、初戦闘だ、気を引き締めて行かないとな!
ダンジョンの中をゴブリンを探して2~3分歩き、漸くゴブリンを発見した、
気が付かれ無い様に後から近付き、手にしたバットをゴブリンの頭目掛けフルスイング、
パンッ…………
えっ?…………
何が起こった?
呆然とする俺………
消えた!ゴブリンの頭が消えた!これ以外に表現の仕様がない、
此がレベル0と1の違いなのか!
そう言えば、棚橋さん、能力値がレベル3相当って言ってた様な…………
ドロップ品は無しか?
おかしいな?運の数値はドロップに関係無いのか?
検証も含め9日間程ダンジョンに通いつめた結果、
ドロップは2度、100匹目と200匹目でドロップした、どちら共にドロップBOXだった、
一つ目のドロップBOXの中身は、青色のポーションと鉄?の棒、
2つ目のドロップBOXの中身は、鞄?の様な物が入っていた、これは協会で鑑定して貰っている、
さて、今日は帰るか、明日は休養日にして、明後日は13時に協会だったな…………
-----土曜日-----
時刻は12時30分俺は捜索者協会に着いた、
ちょっと早く来すぎたか?まぁ遅れるよりは良いだろ、
取り敢えずジュースでも飲んで待つか、
俺は自販機でジュースを買い、待ち合い席の対面式のソファーの壁側に座って直ぐに、
この間の受付のお姉さんが声を掛けてきた
緑「押手さん早いですね?」
真「おっお早うござ…もぉ、こんにちは…ですかね?www遅れるよりは良いと思ってw」
この間と違ってブレザーを羽織って無いんだ?
それにスカート短すぎない?
緑「そうですね、遅れるよりは全然いいですwそれに、こんにちは、ですかw久々に聞きましたw」
そう言ってお姉さんは俺の対面のソファーに座った
真「ん?こんにちはって言わないんですか?」
緑「そうですねぇ仕事をするように成ってからは、朝も昼も夜も、挨拶はお早うございます、って、言いますねw」
真「へっへぇ~そっそぉなんですか?
…正直目のやり場に困るぅ…
正面を見ると、何がとは言わないが、大きなたわわが……💕
そしてその、たわわの谷間が💕
大き目の小玉スイカサイズ⁉️
下を見ると、硝子のテーブル越しにスラッと伸びた御み足が💕
しかもスカートが短いから……
緑「そうなんですよwうふふ」
真「えぇっと、おっお姉さんは、こんな所で俺なんかと話をして居て大丈夫なんですか?」
緑「あっ!そう言えば自己紹介がまだでしたね!改めまして、
はぅっ前屈みに成らないでぇぇ
俺が前屈みにぃ成っちゃうよぉ……
真「あっ、おっおしゅで…押手真依琉でしゅ、あっあ、改めて宜しくお願いしましゅ」
噛んだぁ自分の名前を噛んだぁ恥ずい~ぃ
数分の間、俺たちは他愛の無い話をした
緑「押手さん、そろそろ会議室に行きましょうか?」
真「はい、分かりました」
コンコン
緑「緑川です、押手さんをお連れしました」
榊「入ってくれ」
「「失礼します」」
榊「押手くん態々来て貰って済まないな、もうすぐ件の2人も来るだろうから、少し待っていてくれ、緑川くん押手くんにお茶を」
緑「押手さんは冷たい方が良いかしら?」
真「あっはい、冷たい方が良いです」
榊「私も冷たいお茶を貰おうか」
緑「はい、お二人共冷たいお茶ですね」
待っ事数分
コンコン
職員「棚橋さんと剛田さんをお連れしました」
榊「入ってくれ」
「「失礼します」」
棚「支部長直々の呼び出しとは、何か?」
榊「まぁそこに掛けてくれ」
棚「んっ!」
剛「なっ何で無能のお前がっ」
棚「おいっ武!」
剛「ちっ」
榊「ふぅどうやら押手くんの言う通りの様だな…」
棚「ちっ」
榊「棚橋くん剛田くん君達は何をしたか分かって居るのかな?」
棚「…えぇ……まぁ………」
剛「…………」
剛田は何故俺を睨んで居るんだ?
榊「剛田くんは分かっていないのかな?」
剛「…………………」
榊「棚橋くんはダンジョン法違犯と守秘義務違反と個人情報保護法違犯」
棚「……」
榊「剛田くんはダンジョン法違犯と個人情報保護法違犯」
剛「えっ!」
榊「剛田くん、ダンジョン法、第8条第3項を知っているかな?」
剛「……知りません……」
棚「……………」
榊「ふむ剛田くんはテキストを読んで無い様だね」
剛「……………」
榊「押手くんは知っているかな?」
真「ふぇっ!?おっ俺ですか?まぁ正確には覚えていませんけど、だいたいなら………」
榊「ふむ押手くん第8条第3項を、言って見てくれ」
真「えぇっとぉダンジョン法、第8条第3項、如何なる者も他人のステータス及びスキルの吹聴及び拡散しては成らない、こんな感じでしたよね?」
榊「うむでは、罰則は?」
真「えぇっと罰則はぁ、五千万円以下の罰金、又は、五年以下の懲役、又はその両方、及び、五年以下の捜索者資格の停止、又は、捜索者資格の永久剥奪、でしたっけ?」
剛「なっ!まっ待ってくれっ!俺は知らなかったんだ、そんな法律が在るなんて!」
榊「ふむ知らないで済む話では無いのだが?捜索者を目指す者なら、知っていなければ成らない事だ、何の為に講習会の受付でテキストを渡したと思っているのかね?最低でも講習会の今日まで最低20日はあったはずだが?何故に読まなかったのかね?」
剛「そっそれはぁ………でっでもこいつはレベルの上がらない無能のクズなんだから言い触らしたって別に問題無いだろっ」
棚「武やめろっ」
榊「ふんっ反省もしないか!
緑川くん警備員を呼んでくれっ!それと警察に連絡を、
あと、支部長権限で二人の捜索者資格の永久剥奪を宣言する!」
剛「そっそんな!そんなの横暴だ!職権乱用だ!」
榊「黙りなさいっ!!」
剛「ひっ」
榊「棚橋くん、君は付き添いの捜索者だ、その様な者が守秘義務違反を犯した場合、どうなるかは分かって居るかね?」
棚「……………………」
真「あのぉ?良いですか?」
榊「ふむ、何かね?」
真「剛田はまだ捜索者じゃあ無いんですけど?捜索者資格の永久剥奪って、適用するんですか?」
剛「!?そうだ!俺はまだっ」
榊「勿論、適用される」
剛「えっ!?」
榊「もし剛田くんが捜索者であったなら、ダンジョン法の第2条第1項にも抵触していたな、棚橋くん、第2条第1項は、言えるかね?」
棚「………捜索者が刑法違犯を犯した場合、刑罰が最大4倍に成る…………」
剛「えっ!?」
榊「剛田くんは其れも知らなかったのかね?ニュースでも、良く議論に成っていたのだが?」
真「あぁあと……SNSでこう言う動画とコメントが、投稿されてるんだけど、此も剛田だよな?」
剛「…………」
榊「押手くん私にも見せてくれるかね?ん?これは職員用の」
緑「私の携帯です、押手さんは、携帯を持っていなかったので」
………………………………
………………………………
………………………………
榊「剛田くん………君が投稿したのかな?」
剛田「…………………」
数分後駆け付けた警察官に2人は連行されて行った
良かったな剛田、此からは俺と同じ空気を吸わなくて済みそうだぞ、
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