第43話 人類種の抵抗 1

 ここからは色んな国の視点です。


*サソリン討伐に乗り出した国


「なに? 騎士団長と所長が戦死しただと、 

 にわかには信じがたいが、現在、各国から

 問いただされていることが本当なら我が国  

 は、国民から、いや、世界から批判される

 だろう。ならば、どうすればよいかわかる

 な。」


「陰の者よ。」


「「「ハッ」」」


「各国の上の者たち…いや、王たちに伝えよ。かの魔王の位置と種族、我が国の被害を。」


「行意」

 


 シュバッッ!!





 2日後、某国大聖堂


「して、ここに私達が集められたことについて話し合おうじゃないか。」


「そんなん決まってんだろ、北のババア。」


北のババア(53歳)「ババアとはもしや私のことかな?」


ガキ(23歳若王)「ババアはお前しかいないだろうが。」


ガキ「中年ジジイに戦犯ジジイ、教皇様と他の世界から来た18歳という若さの勇者様…」


中年(38歳)「そこまでにしろ。ガキ、私達にはそんなことを駄弁っている時間はない。」


ガキ「はいはい。」


ガキ「そんなことより、戦犯ジジイは何か申開きはあるか?」


戦犯(ついで、49歳)「私から言うことはなにもない。全て陰の者たちから伝わっているはずだ。」


ガキ「そんなことはいいんだよ。本題を話し合うために集められたんじゃないのか?なあ、勇者様よ。」


勇者(皆忘れているであろう主人公が最初ぶつかった女性)

「はい、かの魔王のはあと2日ほどで誕生します。しかし、陰の者たちから聞いた話によると遠距離攻撃は効果が薄いと聞きました。そのことから私達勇者と世界各国から集められた強者で近接により一気にケリをつけるのがよいと思われます。」


教皇「そうか、では、世界各国から魔王討伐のために人員を集めよ。」






____________________



 どうも作者です。

 最後の戦い?が始まるような予感がしますが、サソリンのスローライフがまだなのでまだまだ続きます。

 え?もう一つはどうなったのかって?


 感のいい人は嫌いだよ…

 まあ、サソリが終わったら投稿再開すると思い、ますね、、、、、きちんと完結はさせます。


 それと、今回は少なくてすみません。

 少しサソリンの進化後の名前が決まらなくて新学期に突入したので、2〜3話ほどの猶予が欲しかった所存です。

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