中層

第26話 いざ行かん 中層

『どうも、みんなのアイドル、サソリンです!! 今回は鑑定さんと一緒に中層の海の中を見てみたいと思います。』


【…………】


『いや、なにかツッコミを入れてくださいよ鑑定さん。』


【そうですね。とても本が人間とは思えないような行動ですね。】


 なんか、鑑定さんのツッコミが厳しくなった気がする。


『まあ、そんなことを気にしていたら前に進めないし、いざ行かん 中層を目指して。』


 と、意気込んでみたのはいいけど、やはり、中層は南国みたいだな。


『鑑定さん、本当に泳げるんだろうね。』


【泳げますよ。 慣れれば……】


 今不安な声が聞こえた気がするが……。


『ものは試しだ。』


 ザボッッッン


『本当だ、本当に沈めるぞ。』


【当たり前です。そんなことよりも水中を確認しないでいいのですか?】


『そうだな。』


  水中にはこの世のものとは思えないような光景が待っていた。


 色とりどりのサンゴ礁。

 カラフルな魚たち。

 遠くの方から迫ってくるサメ………


 サメ!?!?


『鑑定さんサメがいる!!!』


 もうすぐそこにいる!!喰われる!!


 ギャーーーーー



『………あれ? 喰われない。』


【当たり前です。鑑定してみてください。】



____________________


種族:スモールシャーク


 体が小さいため小魚ぐらいしかまだ食べれない。しかし、最大まで成長すると……

____________________


『成る程、小魚しか食べれないのか。』


 それじゃあ、狩りまくるしかないよな!!


 こうしてサメ狩りが始まったのであった。


 しかし、彼らはわからなかった。鑑定結果に不穏な文字が見えていたことを。





____________________

 どうも、作者です。そして、お久しぶりです。

 自分は学生なんですけど、リアルのほうが

テストやら文化祭やら体育祭やらで忙しくなってきて、手がつけられなくなってきました。


 それでも、頑張って投稿しますので、応援やフォローなどをしてくれると嬉しいです。




 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る