第16話 新しいステータスと次の目標

 ん? 今なにかに見られていた気がしたが

……気のせいかな?


『さてと、殺したならその後の処理もしないとな!』


 死体を近くに寄せてまずは一口……


『うまい…』


 こうしてこの死体が美味しいと感じてしまうと、本当に人間やめたんだな……



 それにしても、ステータスを確認してなかったな。



____________________


名前:なし  Lv4

種族:キラースコーピオン  R:C+

体力:205/250   魔力:75/75

攻撃力:98    防御力:85(+50)

魔法攻撃力:43  魔法防御力:85(+50)


スキル:鑑定 アイテムボックス

    身体能力強化Lv3

    猛毒針Lv1 環境耐性Lv2 

威圧 (殺) 危機察知能力Lv2

    挟み込みLv4 噛み砕きLv2

    魔導の心得 気配遮断Lv3

    影魔法Lv1 隠密Lv2

    暗器収納 精神強化Lv3

    


称号:ゴブリンキラー 表層の覇者

   殺戮者


____________________


 なんかいろいろ追加されているな


『ランクってなんだ?』


【ランクとはこの世界の生物の基準を示すものでSSS〜Eまであります。

そして、更に細かくしたのが±表記です。】


『なんだ!?今の声は!?』


【私はあなたの動向を見守るもの】


『そうか…』


 これ以上は深追いしては行けない気がする。それより魔法だ!!


『それじゃあ魔法について教えてくれ。』


【魔法とはこの世界で使える特殊な技能です

魔法にはさまざまな種類があり、それを探す者ももいるそうな】


 なるほど、俺の考えていた魔法とさほど変化はなさそうだな。


 それより、新しいスキルの確認もしないと


猛毒針:自然に害を与えることのできる毒

    人に使うと一雫でも浴びただけで

    死にいたる。


危機察知能力:自分に害のある攻撃に気づき

    やすくなる。


隠密:自分の存在を極限まで消すことができ

   るようになる


暗器収納:暗器を収納できるスペースを作り

   出すことができるようになる


精神強化:精神的ダメージを軽減し、

   テイマーなどのスキルに拒否できるよ

   うになる。


 他にもあるが変わったのはこのあたりだろう…猛毒針って、もう、人殺しをしろってことだよな……


 さて、新しいステータスも確認したし、

ここは表層?らしいのでさらに下に降りていこうと思う。


『そうと決まればすぐに行動に移そう!』



 そして、おれは後悔した…

        舐めていた…



 表層のデカさを


 




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