第14話 サソリVS人間

『この人間らは化け物か!』


 くそ、戦い慣れていやがる。

 

 しかも、片方を攻撃しようとすると、もう片方がスキをついて攻撃してくる。


『やりづれぇ』


 相手の攻撃はほとんどダメージにならないが、それでも、少しずつ体力が削れていく。


 しかし、おれの攻撃が当たれば一撃で倒すこともできる。


『焦るな、俺』


 確実に一撃を当てろ。


『オラッッッ!!』


 ザシュッッッ


『よし、当たった!!これで形勢逆…ん……

 回復してる!!』


 畜生、そりゃああるよなポーション、

異世界といえばのものだよな。


 これで、また不利になってしまった。


『どうやって攻めるか、流石にポーションでも頭を切り飛ばしたら回復できないだろ。』


 俺は、あいつらの頭を切り飛ばす作戦にかえた。


『しかし、ちょこまかと動くな!

 あたんねーだろ!!』


 そのとき、なにかのスイッチが俺の中で切り替わった音がした。


『なんだ!? なんか音がしたと思ったら

あいつらの動きがすごく遅く見えるぞ!』


 よくわからないが、あいつらが5分の1ぐらいの速度で動いている…


『これなら当たる!!  ハァッッッ!!』


ザシュッッッ!!  プスッ!


『一人の首は切ったし、もう一人も毒針を

刺して殺したし…俺の勝ちだ。』


 しかし、なんだろう…人を殺したのに

罪悪感というかそお言うのがどこにもないな


『俺は本当に魔物になってしまったんだな…

なんというか悪い気はしない…だが、元々は人間だったんだそういうのがあってもいいじゃないか…神様…』


 

 こうして、俺の人間との戦いが終わった。





____________________


どうも、作者です。

読んでくださりありがとうございます。


次回は、相手の冒険者たち視点です。


あと、時間が取れそうにないため、

毎日投稿ができそうにできません。


できるがぎり2日で投稿したいと思いますので、気長に待っていてくれると幸いです。



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