第12話 進化したけど…

『どうなったんだ』


 どうやらおれは、なにかの中に閉じ込められているようだ。


『しかし、どうにかして出れないものか

…………鑑定を使ってみるか』


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 進化の繭:魔物が進化する際に

   無防備な自身を守るために生成する

   繭。

   人間にとっては高値で売れるため

   これを商売にする者もいるとか

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 なるほど、俺はどうやら進化の繭の中に

いるらしい。


『しかし、どうやって出たものか』





 あれから2時間ほどたった

 俺はまだ繭の中だ。


『………ん?』


 なにか外から音がするなこれは足音か?


「誰か来てくれ!繭があるぞ!!」


「本当か?」


「ああ、しかもまだ中にいるぞ」


「まじかよ、これを売れば一儲けできるぜ」


「人数呼んでこい、森の外に運び出すぞ」




『?!』


 どうやら俺は売られるようだ。


『てっ、感心してる場合か。

早くここから出ないと森の外に連れてかれちまう』


ピキピキッベキッピキバキッ


『「えっ?」』


バキッッッッ!

パリッッッッン!!!!


『「出てきたぁぁぁぁ!!」』







____________________


どうも作者です。

最近リアルの事情が忙しくて手がつけれなくなって、投稿がおくれだしましたが

待っていてくれると嬉しいです。





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