第8話 閑話 冒険者ギルドで

 俺は急いでいる。

 そう、これは数分前の話。


 「キャシリーの奴遅いな」


 「そうですね、それより

  仕事してくれません?」


 「うっ…わかったよ

  キャシリーの様子を見るついでに

 してくるよ。」


 俺は、チルに怒られてから

 門の方にあるき出した。


 「しかし、今日の森の様子は

 何かおかしいな。」


 俺が門をくぐって森に出ようとした時

森の方から誰か来ているのがわかった。

 そして、気づい…それは、


 身体中を怪我しているキャシリーだった。


 俺は、急いで治療し、何があったのか話を

聞いた。すると、


 表層にゴブリンがいたと言った。


 普通ゴブリンは中層から出ることはない

だからこれは、大災害の前兆になる可能性が生まれてくるため、ギルドに報告に行かないといけない。


 俺は、彼女を家に帰るよう言った後

走ってギルドに向かった。




 「バルドさん、もう帰ってきたんですか?

 早くないですか?」


 「そんなことより緊急の事態だ

 ギルド長はいるか?」


 「ここにおるぞ、窓からお主が走っている   

 のが見えたからの、何かあったのだな。」


 『ギルド長!』


 「ああ、表層でゴブリンが確認された。」


 『!!!!』

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