第2話
次の日学校に行ったけど皆何事も無かったかの様にしていた。
田中日菜は顔を下にして、うつ向いていた。
僕は気がついたら、あの大きな鏡の前にいた。
その鏡は、いつもよりも輝きを増していて僕はその鏡の中に吸い込まれていった。
気がつくとピンクのナース服を着た女性が僕に聞いてきた。
「ここでは過去と未来が選べます、選んで下さい!」と言ってきた。
僕はすかさず「過去に行きたい!過去にして下さい!」と言っていた。
ピンクのナース服の女性は「承知致しました」と言って持っていたタブレットを操作していた。
その瞬間僕は吸い込まれる様に鏡の外へと出ていった。
気がつくと僕は小学5年生になっていた。
学校が終わって僕は急いで由美の家に向かっていた。
インターフォンを鳴らすと由美が出て来ていた。
僕は(あれっ、由美も子供になっている、しかも元気だ良かった)と思っていた。
僕は由美の部屋で2人でゲームしたり漫画を読んだりして楽しく過ごしていた。
そして由美が未来では自殺してしまう事を話していた。
由美はびっくりして「ウソだよね?ウソだよね?司くん」って泣いていた。
僕は「僕が由美を助ける僕が守るから!」と約束をしていた。
僕はどうしたら未来を変えられるのか分からない。
毎日僕達2人はクラスも違うけど帰りに一緒に遊んでいた。
由美の笑顔が眩しかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます