鏡の中2

浜田まひる

第1話


 僕は井上司、中学2年生14歳だ。

他の学校でも噂で聞いた事あるけど学校の階段にある大きな鏡。

僕もジッと見ていると不気味にキラキラと輝いていて吸い込まれてしまう様な気がする。

だから、あんまり見ない様にしている。


 私は清水由美、司とは同じクラスの13歳だ。

最近、同じクラスの田中日菜(14歳)に無視される様になった。

原因は私が司と小学校からの幼馴染で、いつも仲良くしているのが気に入らない様だ。

 彼女は司を好きみたいだ。

ある時から田中日菜が口も聞いてくれなくなっていた。

すると周りの女子達も私を無視する様になってきた。

私は毎日学校に通うのが憂鬱になっていた。

司が話しかけてくれるけど「気にするなよ」って励ましてくれるけど、それが余計に彼女の嫉妬をかってしまう。

私は耐えられなくなっていて学校には行かなくなっていた。


 私は風呂場でカミソリで手首を切っていた。

風呂場の浴槽には真っ赤な血が沢山流れていた。

私は自殺をしていた。


 僕は由美の事が心配で由美の家に行っていた。

そうしたら由美の両親が「由美が自殺して死んだんだ」って言うんだ。

本当に由美は死んでいた。

僕は葬式にも行ったけど「由美ー」って泣き叫んでいた。

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