第29話  ルルちゃんのこと

ルルちゃんはポインターの大きなワンちゃんです

人懐こくてフレンドリーです。

足が長いのでお散歩の時は私は小走りで付いて行く感じです。

お散歩中はほとんど止まりません。

オシッコする時もあっという間に終わらせて歩き出します。

ウンチの時も終わると直ぐに歩き出すので私はリードを腕に巻き付けてルルちゃんに引っ張って行かれないように踏ん張ってウンチを拾います。

夏場はお散歩から戻るとお家の前にある川に入って体を冷やします。

川といっても浅い側溝のようなものなのでまるでお風呂に浸かるように川に入って中で伏せて気持ち良さそうに水の流れのなかでまったりします。

私も一緒に浸りたなぁ〜なんて思いながら見ています。

しばらくして体が冷えると川から上がって来てお家のお庭に入ります。

お庭の芝生の上でご飯が出来るのを待ちます。

ルルちゃんは高齢なのでドライフードをお湯でふやかしてから食べます。

熱湯をかけて冷めるまでちょっと時間がかかります。

ルルちゃんはとても食欲がありお散歩の後はお腹がぺこぺこです。

待ちきれなくて切ない懇願するような声で鳴いています。

鳴いているルルちゃんを見に行くと、ゴロンと横になってお腹を上にして長い前足を折り曲げで後ろの足は空に向かって伸ばしてバタバタさせて右に左にゴロンゴロンして甘えん坊ポーズを私に見せて早くご飯ちょーだい!早く、早く!と催促します。

大きな体で何とも言えない可愛い格好をしてくれます。

ルルちゃんが起き上ってしまわないうちに急いで可愛い姿を写真に撮ります。

そしてフードが冷めるとルルちゃんは夢中でたべます。

大きな器の中のフードはあっという間に空になります。

ご飯を食べると少し落ち着きますがこの後おやつを食べるのが楽しみなのでおやつちょーだい!と私におねだりします。

おやつも食べてしまうと縁側に座って休みますが

なんだかまだ何か食べたいなぁ〜という感じです。

ルルちゃん懐かしいなぁ〜

大型犬なのにすごく元気で長生きしてくれました。

もう歩けなくなってヨロヨロしても食欲はあったルルちゃん..

天国でご飯いっぱい食べているね、きっと。

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