第22話
脚の施術を受け、薬が切れて目を覚ました後も、アルはしばらくまともに動けなかった。
あの黒いイボの精霊を身に宿した時と同じく、いや、それとは比較にならない程の発熱と、ほんの僅かに身動きするだけで途轍もない量の魔力が消費されていく疲労感に苛まれた。
何度も意識を失い、その度に薬を飲み、ようやく意識がはっきりし始めた頃、眠るゼルヴィアやザンを背にジーン=ガルドが顔を出した。
よりにもよって何故この男が。
直前のやりとりを思い出し、皮肉の一言も投げかけられるかと思っていたアルへ、彼は静かに語り掛けてきた。
「俺の時は二か月近く生死の境を彷徨ったらしいがな、お前の生命力は人並み外れているらしい。まあ、三つのガキと、今のお前とじゃ比較するのも馬鹿らしいが」
「へえ……それじゃあ早く動くにはどうしたらいいの」
目覚めたとはいえ、身体が疲れ果てていて声には覇気がない。
装具で丘へ登った時とは比べ物にならない。
身体の全てが今にも壊れてしまいそうで、意識はずっと地の底へ沈み続けているような気がした。
ジーンは質問には答えず、切り落とされ、新たに装着されたアルの脚へ触れた。
「古龍の心臓、その心筋とお前自身の脚を用いた義足だ。人間のものとは比較にならないほどの速力を得られるだろう。代償として、山を呑み込むほどの巨体を動かすだけの魔力が必要になる。当然、お前が人並み外れていようと不可能な量だ」
腿の根本付近で切り落とされた部分には、独特な光沢を持った竜鱗が浮かんでいる。
明らかな義足部との接合部はあるが、その先に繋がっているのは見慣れた彼女の脚と同じ肌をしていた。
「死して尚も古龍は生き続けている。何百年も前に死んでいながら、素材が腐らないのはそういう理由らしい。そしてこの心臓は、自身が生きる為にお前を作り変えていく。行きつく先は古龍への転化か、別の化け物か、人の形だけは保ち続けられるのかは俺にも、そこの二人にも分からんだろう」
「んー……、蟲になるのは嫌だなぁ」
グラーグの奇怪な姿を思い浮かべ、そのままに言葉を吐息に混ぜて吐き出すと、ジーンは薄く笑った。
「安心しろ。どうなるにせよ、変り果てるのは俺が先だろう」
「どうなるか知ってる方が怖いことってあるじゃん」
「だろうな」
否定もせず、慰めもしない。
ジーンはあるがままアルへ向き合い、言葉を贈ってくる。
「魔力はより若い時分に、より多くの浸食を受けるほど高まると言われている」
「うん。でも、身体がぼろぼろになるって」
「お前もめでたく、長くは生きられん身体になった訳だ」
「ははは、嫌味な奴」
「後悔はしないのか」
「しないよ」
間髪入れずの回答に、アルは小さな満足感を得た。
憧れた騎士になる。
その道程は未だ遠くて、辿り着けるかも分からないけれど。
誰に認められるでもなく、少女の心はいつだって人を守る勇敢な戦士であろうとしてきた。
「ねえ、ジーン」
思えば初めて名を呼んだ。
「なんだ、アル」
分かっていてか、同じく名を呼び返してくる。
「アンタの後悔をさ、私が蹴っ飛ばしてあげるよ。まだよく分かってないけどさ、こんな身体にならなきゃ得られなかったものがあるって思えたら、どこか満足出来たりしないかな?」
彼は静かに言葉を聞き、けれど何も返さなかった。
沈黙を贈りたかったのではない。
少女の真っ直ぐ過ぎる想いを受け取るには、男の身はすでにボロボロだった。
古龍は身に宿した者を作り変えてでも生きようとするが、前例のないことだけにジーンが自我や生命を保ったままで居られるかは分からない。
心臓という、生きるのに不可欠な器官を古龍に依存している以上、部位を切除する選択肢も彼には無い。
「ゼルヴィアはお前が過剰に力を使わないよう、幾つかの制御機構を用意した」
結局出てきたのは、ただの伝達事項でしかなく、少女はくすりと笑って仕様がない男の子を許した。
「真面目に聞くつもりがないのなら俺はもう行くが」
「え、なに? 照れてるの? ほんと男の子って痛い痛い痛いっ!?」
調子に乗った小娘が粛清され、掴まれた頭を抱えることになった。
そこで気付く。
「あ、身体動くや」
随分と楽になっている。
身体の中にあった偏りが無くなり、馴染んでいったような。
アルの視線はそのまま彼女の義足に触れるジーンの指先へ向かった。
「えっち」
「十年早い」
ピシリと言い切られ、小娘は頬を膨らませる。
だとしても乙女の脚にいつまでも触れていて良い理由にはならない。彼がえっちな意味で義足を撫で回して(誇張あり)いたので無ければ、別の目的があった訳で。
「何かしてくれたの」
「魔力の流れを整えただけだ。変わった場所と、変わり切っていない場所とで流れが淀む。いずれは自分で出来るようになれ」
「そう。ありがと」
また返事は無く、彼は話題を戻した。
「制御機構についてだが、お前がその間抜け面で力任せに魔力を消費した場合、身体が耐え切れず吹き飛んだり、転化する危険がある。だから、ゼルヴィアは三段階でそれを肩代わりする機構を義足に埋め込んでいる」
ジーンが指差すと、普通の脚に見えていた義足に赤い線が浮かび上がってきた。
何かの紋様を描いているようで、鼓動するみたいに明滅した。
「力の制御は魔法を扱う上で基本中の基本だ。出力任せな運用をして自滅する奴は戦場じゃあ幾らでも居る。常に己を測り、力に呑まれるのではなく、手綱を掴んで操り続けろ」
「分かったけど……その三つのキコーが駄目になっちゃったらどうすればいいの?」
「一つ目は特に問題ない。警告の様なものと思え。だが二つ目、これを砕いた時点でお前は一時的に意識を失う」
「ええっ、戦場で意識失ったら死ぬじゃん!」
「……叫ぶ元気が出た所で頭を働かせろ。過剰な力に呑まれた場合、俺やお前は転化して国一つ滅ぼす古龍に変貌する危険がある。最悪、転化するより死んで貰った方がいい」
「うわぁ……」
あくまで古龍の並外れた出力に合わせた制御機構が作れず、やむを得ない調整の結果であるのだが、皮肉屋は技術屋の苦労を鼻で哂う。
遠慮の無い物言いは誰に対しても同じだが、それでもゼルヴィアと共に居るジーンが彼の中に何を見ているのかは不明だ。
ただ、偽悪的な理由を告げられて尚も、アルは施術に携わった二人への信頼を損ねていない。
「二つ目が吹き飛んだ時点で戦闘は止めにさせると言っていたがな、家族や同族を助ける為に脚を切り落としたお前だ、どうせ止めはしないだろう」
「当然じゃん」
「なら、そこからは細心の注意を払え」
ジーンの声が一段と固さを帯びる。
どこか暗くなったようにも感じられる部屋の中、疑似心臓を埋め込まれた男は、表情を闇に隠したまま告げる。
「三つ目が砕けた時、負荷を受けたお前の肉体の一部が転化する。既に両脚、身体の四割ほどを別物にしているその身で、更に浸食度を上げることが拙いとは分かるだろう」
「……うん」
「騎士になるのなら、安易な自己犠牲や刹那的な勝利に拘泥するな。騎士の本質は定めた主人を守ることにある。ならば本来は勝利すら余禄に過ぎない。お前が死ねば、その主はもう守る剣を失い、ただなぶり殺しになるだけだ。お前の守りたい家族達もな。だから――――生きろ」
義足から指が離れる。
途端、身体の中を流れる魔力が淀んだのを感じた。
意識を集中させて送り出す。
心臓と、ふくらはぎと、二つの心臓で魔力を巡らせ続けた。
瞑想と呼ばれる、魔力を扱う者であれば日常的に行っていることを、アルはようやく覚えた。
「それじゃあ、もうしばらく眠っていろ。どちらにせよ今は夜だ。動けるようになったとして、出発は朝にした方がいい」
言われてようやく時頃に気付いた。
そのまま力を抜いて意識を手放そうとしていたアルだったが、ふと随分前の言葉を思い出して身を起こした。
「ジーン」
「……どうした」
戸口へ向かう彼は背を向けたまま脚を止める。
こんなに明るいのに、どうしてか彼の周りは暗くなる。
埋め込まれた心臓の影響だろうか。
「行くって言ってたけど、一人で敵軍に突っ込んだりしないよね」
アルなりに彼のことは見ていた。
直接戦いぶりを目にして、冗談みたいな魔法を次々放っていたのを覚えている。
それらが、この油を帯びた泥のように重たい負荷を経たものであるのなら、戦うこと自体が彼にとって大きな負担だろう。
そして、
「アンタ、死にたくないんでしょ」
飛躍したがる少女の思考は、遠慮なしに男の意地を突き刺した。
以前ならばともかく、古龍の心臓を身に宿したアルなら、グラーグとの戦いが本気で無かったと分かる。
大きな力を発揮できるのにそれを抑え、結果として傷を貰い、意識を失いさえする。
なんというか、ぐだぐだな面が見て取れたのだ。
やろうと思えば初手で丸ごと葬り去ることだって出来ただろう。
「私がちゃんと動けるようになったら、壁に行って、騎士団を呼んでくるよ。アンタはここを守っててくれればいいから、無理しなくていふぁいいふぁい!?」
だから気を遣って言ったのに、今度はあろうことか頬を摘まんで捻り上げてきた。
伸びたらどうしてくれるっ、と手を払い除けたアルだが、ジーンはかつてない程にやる気なさげに彼女を見下していた。
「お前くらいの小娘ってのは皆そうなのか。大人ぶって調子の良いことばかり言いやがる。ガキが意地張って戦っている中で、こんなボロ小屋で昼寝でもしていろと?」
「だから男の子ってなんでそんな変な意地張ろうとす――――ど、どうどぅ……」
伸びてきた手に身を引いて、馬を宥めるようなことを言うアル。
対し、ジーンは追撃を行うか、経路をどうするかを見定めているような目で彼女を睨んでいた。
「……安心しろ。俺は死にたくないからな。こんな痩せ細った土地一つの為に命懸けで戦うようなつもりは最初から無い。ただ、お前が捕獲しておいてくれた蟲が良いことを教えてくれてな」
「へ、へー」
思えばグラーグを連れて川へ向かっていたジーンだ。
蟲も沈めれば呼吸が出来ないし、暴れても彼ならば封じ込めるだろう。
おいしい水で歓迎して、きっとグラーグも感激のあまり教えてくれたに違いなかった。
「今砦を包囲しているのは先遣隊で、後方から十倍近い戦力がやってくる。俺は自分が死なない程度にそいつらを妨害し、合流させないよう動くつもりだ。まあ、死にたくないからな、取りこぼした連中が砦を呑み込んでも恨むなよ。ふんっ、死にたくないんでな」
「へー」
死にたくない、と連呼するジーンにアルは生返事。
どうにも死を恐れていることを指摘されたのが、男の子の色んな所に触れたらしい。非常に意地を張っていることが分かるので、アルはもう無視することに決めた。
「じゃあお互い生きてまた会ったら、一緒に食事でも摂ろうよ。おっ、なんか本で読んだ騎士の約束みたいで良くない?」
「あぁ。そういう約束をした奴は、残らず死ぬのがお決まりだそうだな」
「もーっ!!」
怒るアルを置いて、今度こそジーンは出ていった。
時頃はまだ夜。
今の内に出発して、早朝に奇襲でも仕掛けるつもりだろう。
ジーンは東へ、アルは西へ。
互いに背中を向け合い、主戦場から離れていく。
歴史に名が残る事はないだろう、幕間の戦いへ。
なのに何故か、気分は高揚した。
※ ※ ※
アルが目覚めた時、森には雨が降っていた。
冬の終わりには珍しい天気だ。
「おう」
何かに包まれている感覚があるかと思えば、座るラウロの腕に収まっているらしい。前に回された防寒具は温かく、はみ出していた足先を引いて温めた。
「それ、どうなってんだ」
「……んー、詳しいとこは内緒だけど、ゼルヴィア様と、ザン爺ちゃんのおかげかな」
義足は切り落とした腿に接続させているだけだが、どうにも感覚があるのだ。
腕ほどではなく、鈍く幾重にも何かが挟まったようなものだが、今まで何一つ脚から受け取ることのなかったアルにとって、それは鮮烈ですらあった。
周囲は薄暗く、なんとなく夢に見ていたジーンとのやりとりを思い出す。
再び目覚めた時、彼はとうに出発しており、東の敵本隊へ単独で奇襲を仕掛けている筈だった。
あれからまた一日掛けて調整を受け、脚の稼働と魔力の流れを安定させた。
驚異的なものだとゼルヴィアは言っていたが、どちらかと言えば義足となった古龍の心臓が次々とアルを作り変えていった結果だろうと思っている。
まだ冬の終わり、そして屋根にしてある木の隙間からはポタポタと雫が落ちてくる。
当然、焚火は無い。
敵に追われているのだから、ラウロの頭が冷静だったことにアルは感謝した。
ただ、ここ何年か仲違いばかりしていた相手の腕に抱かれているのは居心地が悪くて。
「…………えっち」
「……お前そういうのどこで覚えてくるんだよ、十年早い」
「そっちこそ」
ジーンと似たようなことを言われ、また頭の中に不愛想な顔がチラつく。
ただ、確かに外気はとても寒くて、木に預けているとはいえ、防寒具の外に出ているラウロの背中が多少は心配になった。
「もういいよ。風邪引かれても嫌だし、ラウロが着てなよ」
自分に掛かっていた毛皮の上着を外そうとしたら、上から思っていたよりずっと大きな力で抑えられた。
「お前が優先だ」
「…………なんで」
ゼルヴィアの研究やジーンとの稽古に絡んで、一時期よりは接する機会が増えた。
けれど形にならない、昔のような仲の良い関係には戻り難い、重たい靄のようなものは残っている。
それはラウロも同じだったのか、戻ってきたのは誰かさんと同じ様な理由で。
「俺達の中で、お前が一番壁へ辿り着ける可能性が高い。だから、お前が優先だ」
聞きたかった言葉のようで、違う。
「汗臭い」
「うるせえ。お前だって似たようなもんだろ。ザン爺ちゃんの小屋からこっちまで、あの調子で突っ走ってきたんだろ。無茶しやがって」
「嗅ーぐーなー。そんなんじゃ誰も嫁に来てくれないんだからねー。ラウロのは強いんじゃなくて暴力的なのー。もっと優しくしてくれないと女の子は寄り付かないぞー」
「すぐ噛み付いてくる暴力女が言うと説得力あるよなあ」
暴力女は頭突きを見舞おうとするが、読まれていたようで回避された。
改めて、誰かのものと比べれば小さな手が頭に乗り、その上にラウロの顎が乗る。
頭突きを封じられて乙女は不満であった。
「良かったじゃねえか」
「……なにいきなり」
「脚。動くようになってさ。あんなすげえ魔法まで使えてさ、正直負けたと思ったわ。お前別人みてえなんだもん」
ラウロがどのような目でアルを見ていたにせよ、彼が彼女の夢を笑っていた事実は消えない。
ただ、わだかまりは別として、アルも同じことをいつまでも言い続けるつもりはなかった。
立てる。
走れる。
単純であれ、刹那的であれ、出来るようになった今がある以上、笑い飛ばしてやれる。
「でもまあ、こうしてるとアルはアルなんだよなあ。そういう意味じゃお前、最初から脚が動いてたって、俺と喧嘩したり、騎士になるって言い張ってたり、こうして無茶して俺が尻拭いしたりしてたのかなってな」
「なにが尻拭いだよお」
言いつつも、二つ目の制御機構を吹き飛ばして、一緒に意識も飛ばした為に事実ではあった。
まだまだ力の制御は上手く出来ない。
残る一つ、それが砕けた時、負荷を軽減させる為にアルの一部が転化してしまう。
細心の注意を払え、とジーンは言っていた。
騎士になりたい、その夢は今でも変わっていない。
今この一瞬で成功できればそれでいいとも思わない。
もっともっとと欲が出る。
未だ従士はおろか、従士見習いにすらなっていないのだ。
「明け方に俺達は反転攻勢に出る。連中も手傷は負ったみたいだけど、まだ追いかけてきてるからな。俺達で足止めして時間を稼ぐから、お前は真っ直ぐ壁へ向かって走れ…………親父さんみたいなことにだけは、なるなよ」
顎を乗せた手が無遠慮に頭を撫でる。
首を振って、払い除けたりはしなかった。
七年前ともなれば、まだ三歳だ。父親の顔も覚えてはいない。どんな声をしていて、どんな手で、どんな風にアルを撫でてくれていたのか。
ただ自分の父親がいつまでも戻らないのが寂しくて、けれど母や兄を心配させたくなくて、貰ったばかりの車椅子でラウロの家へ行って、そこで泣いていた時期がある。
そんなことがあったからかは分からないが、ラウロも、その兄も、ただの農民として生きて欲しがった母を振り払い、砦の兵士になることを選んだ。
後に増長や男の子独特の思考からくる突き放すような言動はあったとして、彼にべったり引っ付いて泣いていた記憶だけはしっかり残っていたから、余計にアルも反発した。
「あんたら弱いから心配だよ」
「っは!」
笑い声は、頭上からだけではなく、周囲からもあがった。
隠れ潜み、身体を休めながらも、少年らはいつか馬鹿にした少女へ向けて強がってみせる。
明確な力の差を感じ取りながら、意地を張るのは忘れない。
そういう生き物なのかも知れなかった。
「生きて戻ったら、皆で盛大に祝おうぜ。砦の食堂でくすねた酒、きっと残ってるからよ」
一時期レイナの護衛と称してアルの朗読を聞いていたからか、どこかで似たような事を言ってくる。
「そういう約束した人って、死んじゃうのが物語のお決まりなんだよ」
だからか、同じ意地っ張りとしてアルもまた皮肉を張った。
「お前そういう……盛り下がること言うなって」
「盛り上がって馬鹿やるよりはいいでしょ」
くすくす笑って、もうなんでもいいやとラウロの胸に頬を寄せた。
少年の汗臭さと、防寒具についた匂いと、なんだか昔を思い出す心地に身を委ねて、アルはまた少し眠ることにした。
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