『第7話』子育て勉強会

今日は待ちに待った子育て勉強会!この私、澄川まどか。でもいまは、坂下まどか!只今緊張中です・・・。そろそろ、プロの父母さんがでてくるころかな・・・

「皆さんこんにちは!こんかいは子育て勉強会に来てくれてありがとうございます。」

「今回は、この僕。中川春馬と、中川カスミが、色々教えていきたいと思いまぁ〜す!」

えー!カスミちゃん!中川くんまで!私達の結婚式いらい、ラインでしか話してなかったけど、まさかプロ父母さんがあの二人だとは。思いもしなかったよ。

「ねぇ。まさかあの二人だって思ってなかったよね。」

「あぁ。まどか。確認してなかったんだ。」

「まさか、知ってたの?」

「うん。」

「教えてよー!」

「ほら、もう勉強会始まってるんだから静かに!!」

坂下くんは酷いなぁ。知ってるのに教えてくれないなんて。

「まどか。そんな顔しないで。」

そっちのせいでしょうが。

「さて、参加者の皆さん。ちっちゃい子ってよく泣きますよね。」

あぁうんうん。

「そんな泣くについてまずは勉強していきたいと思います。」

なになに?

「赤ちゃんは泣きます。でも赤ちゃんは喋れません。」

「泣いているのが鬱陶しいって思ったことありませんか?」

あるある。なんで泣くの?ってかんじ

「赤ちゃんは喋れないです。」

「だから泣いて、物事を伝えようとしているのです。」

あぁ、そういうことか。

「赤ちゃんの御飯はどうしていますか?」

「母乳ですか?粉ミルクですか」

うちは、母乳だけどな・・・

「実は、栄養は、粉ミルクのほうがちゃんと入っているのです。」

「でも、母乳を飲ませるときは抱きかかえますよね。」

「それで赤ちゃんが安心できますね。」

「寂しがりやな赤ちゃんは母乳。栄養を優先したいなら、粉ミルクを使いましょう。」

へー。初めて知ったかも。うちの子寂しがり屋だから良いのかもしれない。

「さて最後に教えるときは、赤ちゃんと一緒に出かけるときのことです。」

「赤ちゃんは、そとでなくと、あやすのに時間がかかったり、いるものがなかったりしますよね。」

「そういうことがあるので、赤ちゃんと出かけるときは持っていくと良いものが4つあります。」

「1つ目は、粉ミルクです。2つ目は哺乳瓶です。」

「3つ目は赤ちゃんが一番好きなおもちゃです。4つ目は着替えです。」

「すでに持って行っている人は多いかもしれませんが、持ってない人は持っておくと便利ですよ。」

「これで、勉強会を終わります。まだここには残れます。ぜひ、残り時間は、他のお母さんと交流してみたりしてくださいね。」

ふ〜。すごかった。私の知らないことばっかりだったよぉ〜。

「まどか。俺たちこれからしっかり勉強しないといけなさそうだね。」

「そうだね。知らなかったこといっぱいあった。これじゃあしっかり育てられないよ。」

「これから頑張っていかないとね。」

「そうだね。」

「そうだ、カスミたちのところ行ってみない?」

「いいね。行こう!」

「おーい!まどか。坂下くん〜!」

「おーい!坂下!まどか〜!」

「カスミちゃん!」

「中川!」

「久しぶりだね。まさかここに可愛い赤ちゃんを連れてきてくれるとは思ってなかったよ。」

うれしー!うちの子かわいいっていわれちゃった!

「お前らも、子供デビューかぁ~。俺らにはまだまだ劣る父母だけどな!」

「なんだと。俺らも頑張ってるんだぞ。新米だからって舐めるなよ〜。」

「やんのか?」

「そっちこそ!!」

「「はーい。ストップ。今喧嘩しない!」」

カスミちゃんと揃った!

「まどかちゃん。今揃ったね。」

「うん。嬉しいね。」

「前までさぁ、高校時代?まどかって、おとなしめな性格だったのに、うちのカスミににちゃったよー!」

「なにそれ失礼な!?まどかちゃんが明るい子になって私は良いと思うけど!?中川くん・・・?」

「だって〜。うちのカスミはー。おこりんぼだしー、料理はうまいけど、苦手なもの出してくるし〜。」

「まぁあまぁあ。中川くん・・・。これ以上言うとカスミちゃんが怒っちゃう。中川くんのこと、考えてそんなふうにやってるんだから、文句をたれないの。」

「はぁ。ってやば。次は、第2会場行かなきゃいけないのに!じかんが

!」

まだあるんだ。。。すごい。

「まどかちゃんと坂下くんじゃあね。」

「まどかと坂下またな。」

「ばいばーい。」

「またな〜。」

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