長谷雄さんにとっての悲恋の話でしたが、青鬼さんにとっても同じなのですよね
一人の女を巡って奪い合うのではなく、悲恋を通じて心が通う男の友情の話でもあるのだな、と最後まで読んで気づきました
(読み方が変なのかもしれませんが、御容赦くださいませ)
作者からの返信
感想&レビュコメントトありがとうございます^^
そうなんですよ、ひとりの女性を通じて芽生える友情☆
原作の古典だと、最後、鬼は約束を守らなかったと長谷雄を恨んでやってくるのですが、長谷雄が北野天満宮に祈ると鬼は退散するんです。
でも、それだと長谷雄も鬼も失う物ばかりで、姫も報われないなぁと思って私のオリジナルで加筆した場面だったので気に入っていただけてうれしいです💖
いいお話でした。長谷雄と琴姫(雫)の恋も素敵でしたが、やはり青鬼に感情移入してしまいましたね。
ありがとうございました!
作者からの返信
読了ありがとうございます^^
元になっている絵巻物では、赤く描かれている鬼なのですが双六をたしなむ知的な印象ふくらまして、私は青鬼として書いてみました。
青鬼は最後まで片想いで、しずくの幸せだけを願っていたので健気で一途なんですよね。私も好きなキャラなので気に入ってていただけてよかったです☆