第74話 ラッキースケベによりワンダウン!

私が次にすべきなのは………もーねが呼んできているであろう警察の人と合流すること。

この前、楓さんの際……本当に楓さんが自分を殺しに来てたなら、あの連れ去られた時点でアウトだった。あの時点で私はこの世からおさらばだった。

仲間がいるかもしれない可能性があるから、早めに『ジャパニーズポリス』と接触しないと………。


ほのぼのしてたのに急に死と隣り合わせとかあんまし実感が湧かない。

しかし、先ほどの銃弾によって無理やり死を意識させられる。


「ホント。日常と非日常の連続だよ……」


私は急いで裏口から家を出る。


(なお、現在あえかはスカートです)


「マジで、こう考えると楓さんの時は優しかったんだな…..」

そんなことを思いながら私は必死で走る。


後ろでは着弾の音がする。

「はぁ…..めんどくさいな…..」

その時、銃弾が髪の毛を掠った。

「……やばい。マジで死ぬ」


私は頑張って走る。


少しした後。


「あっ。そろそろ交番に着く…….」

先程からしていた着弾の音がしなくなった。


そういえば、みかんさん達は大丈夫なのかな…..?

無事だといいんだけど………。


「あ、も〜〜ね〜〜〜」

手を振りながらもーねを大声で呼ぶ。


しかし運悪く私は転んでまい、前転してしまった。

そしてびっくりして神経の集中を解いてしまったがために私は激しい頭痛がした。


はは…..流石に20分は無理か……。



あえちゃんが走ってきた。

「あえちゃ……」

その瞬間あえちゃんが転んだ。


その時、私の目に映ったのは……….




———純白のパンツだった。



その瞬間私の思考は停止した。

それどころか視界すらも停止した。


神様。ありがとうございます。



こうして、2人は交番の前で気絶してしまったのだった。


その後2時間にもわたる事情聴取が始まるとは知らずに…….。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る