第4.5話 看病という名のセクハラ

倒れたあえかを看病するもーねこと私はドキドキが止まらなかった。

だって、妄想が現実になるとは思っても見なかったから。

あのガードが硬すぎるちゃんが私の目の前で、すやすや眠っているなんて...。

「すぅ...すぅ...すぅ...」

『あああ....看病という名目で胸触っちゃダメかな...?』

う〜ん。まぁいいよね!これは看病であってやましい思いがあってやってるわけじゃない....。そうだよね.....。じゃあ....。

....モミ....

『や、柔らかぁぁ.....』

BAだけど、すごく柔らかい...

『うーん。まぁ、これはあえかが可愛いのが悪いよね?』

今のうちに好き放題しておこうっと。

ーその後ー

「なんか、すごく胸に違和感あるんだけど。なんか触られた感じがする」

『!!!』

『なんか胸に違和感があるんだけどさ、もーねなんか知らない?』

『う、うーん...汗とかかいてたし、それでかも...』

『確かに汗ってなんかくっついてる感あるしなぁ』

『あ、あと! 汗拭き取るために少し触れたからそれでかも....!!』

『あ、そういうこと。ありがとうもーね』

『う、うん...!』


またこういう展開ないかな.....

いやでもあえかに悪い気がしてきた.....でも...うーん...。

あっ、唇.......またの機会にしよう...。


ーあえかがこの事実にたどり着くのはまた先の話だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る