第4話 4 男一人で歩くのもダメってほど、男女比は狂ってない。
ってなわけで、一人都会のヒトゴミの中を闊歩しているよ。
服装がオトンファッションなので、ファッションセンスが古い。
けっこう見られてます。
視線が怖い陰キャです。
「ねえねえ、そこの君、私とお茶しない。」
え?
ナンパ?
今の時代居るの。
Japaneseナンパ?
しかも容姿を見るとパッキンギャル。
時代的に流行りじゃないな。
他の人たちを見ればインナーカラーを入れたり、そこまで黒や茶から離れた色を外側から見えないようにしているのが流行りなのに、結構明るいパッキンに染めていらっしゃる。
「あのう、申し訳ございませんが私には用事がございますのでこれにて失礼いたします。」
昭和社会人処世術の1つ、要らぬリスクは避けるべし。
「えーおにーさん私とあそぼーうよー。」
「申し訳ございませんが、私個人の用事を待たせるわけにはいきませんので。」
平成社会人保守術の1つ、通らない理屈を通す。
「ちょっと何言ってるかわからない。」
「私個人の用事以上に優先すべき点がございますか。
あなた様は悪魔で他人でございますので、私の目的には必要のない人ですよ。」
昭和社会人処世術の1つ、公私混同はしない。
「ったくバイトしているガキども話聞いたらちょろそうだったってのに。」
とまあこのように仕事で本性は出さないのがコツです。
一般的なスキルばかりだけども、ナンパ師程度の若造の口車に乗せられるほど私の価値観は揺るぎません。
パッキンギャルは悪態をつきながらもこちらにずんずん突き進んできた。
「あたしが誘ってるんだから来るのが筋ってもんだよね!」
腕を掴んできたので、やることは一つ。
「ひゃくとーばーん!!」
「は?
ナニ急に叫んで。」
サツに頼むだけですけど。
利用するときは利用して、それなりにマウント取れるのがジャパニーズ警察ですからね。
厄介になると仕事が進まないのが偶に傷。
また、裁判などで理不尽な内容で勝訴する確率が多いらしい政府の犬ですね。
彼らも人間ですから業務に熱心な人間、怠惰な人間が存在します。
事件性のあるモノでも面倒事の介入はごめんなのです。
その政府の犬を最も迅速かつ、確実に呼び、巻き込む方法があります。
それが110番。
それともう一つ。
「に、逃げるっきゃないっしょ。」
と言われたので
「みなさーん捕まえてくださーい。」
より大きな声で叫びはする。
これにより、民衆が相手をしてくれなくても助けを呼んだことに対する救助の意思がないとされる。
まあ作為と無作為の観点から言って罪に問われることは無いが、場合によっては逃亡を手助けしたと見受けられる可能性もあるため、特に知り合いなどがいた場合はその手の罪に問われるケースもある。
彼女とその仲間がいた場合は両方弾圧できるようにするための下準備をしたまでよ。
んで、警察の御厄介になったので、オトンに怒られた。
後欲しかったものも変えませんでした。
警察からは、男一人で出歩くこと自体は問題ないが、警察を呼ぶタイミングをもっと早くしても良いとの意見をいただいた。
「今度はお姉ちゃんたちと一緒に行こうね。」
......................................................................................................................................................................................................................................................................................
読者の皆様の感想。
レビューが作者の励みになります
コメントが苦手な方でもぜひ反応を示してくれると幸いでございます。
また誤字脱字に関しましては一息ついてから確認いたしますのでご協力お願いします。
近況ノートに書いていただけると嬉しいです。
出来ればより多くの方にお読みいただき感想をいただきたいのでレビュー評価を入れてくれますとだいぶ助かります。
レビュー評価を星一個入れていただけるだけでも読んでいただける母数が増えますのでお願いいたします。
メイン小説
換金スキルとショップスキルでバグ技現代無双〜無限に増える1円玉でスキルを買いまくる~
酔っぱらってダンジョン行ってたらお姉さん持ち帰りしてて朝チュンしてた件~スキル乳化の美肌ボディエステは女性冒険者を虜にする~
こちら二つもよろしければ拝読ください。
次回
5 ハーレム形成において大事なのは絶対的な安心感を得させることらしい
スライム道
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます