あとがき
ご挨拶と続編について
本編をここまで読了して頂いた方々に心から感謝を申し上げます。
筆者最初の長編作品、「幸福の花は静かに笑う」の続編としてこの物語は始まりました。前作が現代日本から異世界へやってきた一般人スガワラが主人公に対して、本作は異世界の住人スピカが主人公となっております。
現代人から見た異世界の視点に対して、異世界をそうたらしめる魔法使いの視点として同世界を描いております。前作をお読みいただいた方はお気付きになられたかと思いますが、時系列も本作の冒頭がそのまま前作の最後と繋がっています。
前作では主要な登場人物がほとんど年齢的に「大人」になっています。ゆえに精神的にもある程度成熟しておりました。一方で本作は主人公をはじめ主要人物の多くが学生であるため、前回より「成長」を意識した構成となっております。
また、ある種の「異世界らしさ」を前面に押し出す仕様になっているため、魔法の描写や戦闘シーンが前作と比べて多くなっております。
主人公スピカを中心に魔法学校の生活を描きながら、前作登場人物たちのその後が描かれ、次第に彼らの物語は絡み合っていきます。
前作は「ラナンキュラス」の花言葉を物語の中心に据えました。それに類するものを探して本作では星の名前と星言葉を登場人物に割り当てています。
具体的には、スピカ、アトリア、ベラトリクス、ポラリス、アルヘナの編入生5名、進学組のウェズンとシャウラ、上級生のシリウスは星から命名しています。
執筆当初はここまで長編になる予定はなく、明確な結末も実は決まっていませんでした。
今日の完結を迎えられたのは読者の皆様の応援あっての賜物です。心より感謝を申し上げます。
また本項タイトルにあるように、すでに次回作の執筆にとりかかっております。時系列的には本作終了の続きから、主人公は前作のスガワラになります。
本編の中で謎のまま終わった内容含めて次作の物語を展開していく予定です。引き続き、応援、コメントいただけると大変うれしく思います。
◆光の花と悠久を舞う鳥:https://kakuyomu.jp/works/16818023212395452522
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます