第29話このドMが
今日の授業は宗教が中心のようだ。
途中で小休憩をはさみながら午前中一杯続く。
なにを中心に教わるかは当日にならないとわからない。
だから予習というのはなく、自主学習は基本的に復習のみだ。
復習はしっかりとやって、要点は確実に把握しておかないといけない。
なぜなら授業は複合的に進められる。
そのため他の授業の内容が確実に絡んでくるからだ。
要点だけでもしっかりと把握しておかないと授業についていけなくなる。
ついていけなくなっていくと、、まあ、あれだ、、、察してくれ、、、
授業中は皆真剣だ。
年齢は関係なく皆真面目に集中して授業を受けている。
授業についていけずに落ちこぼれると、鞭しか待っていないからな。
そうならないように皆真面目に授業をうけるし、助け合う。
毎日放課後に皆で勉強会を行い、授業の復習をし理解を深める努力をしている。
…皆と言ったが、若干一名は例外かな。
その一名とは、そこで伸びてるデカいネコのことだ。
そこで伸びてるデカいネコはとにかく勉強が嫌いだ。
皆の中で一番勉強にたいして集中力がもたないのがヒカルだ。
年下のアサ達よりも集中力がない。
ヒカルは実技においては天才的なんだが、座学においては一番下だ。
本人も諦めてるのか普通に勉強するよりも、頭に直接叩き込まれるほうが楽だとか言い出す始末だ。
勉強するより頭に直接叩き込まれるほうが楽とかしんじられない。
このドMが。
たっぷりと鞭を喰らうがいい。
ちなみに座学のトップはキリハ兄だ。
アサヒ姉さんやミツル姉さんよりキリハ兄の方が勉強ができる。
座学のトップはキリハ兄で、タツヤ、アサヒ姉さん、ミツル姉さん、僕、カク兄、アサ、ユズ、ヨル、ヒカルの順になる。
さて授業の方なんだか、サトゥ先生の話しは続いていく。
世界地図を前にこの地域にはこういう神がいて、どういう性格の神で、そのおしえは政治にどう絡むのか、他の地域の神とどう関わってくるのか。
その神によってもたらされた恵みは地域の経済にどう関わる、他の地域への影響は?
実際に神々がいる世界だけに、神と政治の関わりは深い。
神々の不和が大きな戦の引き金にもなっている。
しかし、前世ではほぼほぼ縁がなかったが、ここには本当に神さまがいるんだよな。
イズモだと神龍様だけど、他所には他所の神様がいるんだよな。
神様か、、、
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