山村 淳(やまむら じゅん)
東領家中学校数学科教諭。3年2組担任。
茶色の背広を着た50歳の男性教師。独身である。
ただ、本人は気付いていないものの、生徒からの評判はよくない様子。
「じゃあ、山村の悪いところ、ダーッと言うね。
独身、眼鏡、フケ、気持ち悪い顔、しゃべり方が変、趣味が変態、特定の生徒にだけ絡む、ほかいーっぱい!」(6話・土山)
勇斗がウイングワイバーンの魂を解放したタイミングで、山村も神崎からソウルスポットを作ることを勧められる。
ソウルスポットは数学科準備室に作られ、何も入っていない棚の下に眠っている。
山村のアルターソウルは、四大精霊を束ねる存在、アイテール。
そして、サラマンダーは四大精霊の一つ。
煌たちとの対立は、ソニックサラマンダーを煌のスポットに取られたことで表面化し始める。
18話で担任を務めるクラスの風間、さらには土山に精霊のアルターソウルを見出し、自らの力にする流れに傾いているほか、17話で突然次のように、教育委員会が助けてくれるようなことを告げている。
「まぁ、風間。落ち着きなさい。
もし、私のしたことが教育委員会に行ったとしても、私はおそらく問われないですから」
事実、山村は教育委員会教育長の鐘淵通と友人関係にあり、事実上山村が鐘淵を従わせている形になる。
空知を踏みつぶすように煌に指示した(17話)ことや、教育委員会と手を組んでバスケ部を対外試合禁止にさせた(23話)ことなど、自らの野望を果たすためには手段を選ばない。
さらに、クラスに四大精霊のアルターソウルが揃っていることで、山村は精霊の支配する世界を築き、神崎をも支配する新たなソルフレア教を作ろうとする。
そのため、ソルフレア教では信者以外にほとんど行われてこなかった特殊な光による洗脳を企て、卒業記念メダルにより沙羅以外の全員を洗脳した(38話)。
当然、無印『バーニングカイザー』のラストには、教師失職という運命が待つ。
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勇斗との関係
学年も一つ上のため、勇斗の担任になったことはない。
それでも、勇斗のことを憎んでおり、クラスの生徒である風間を使って蹴落としたり、同じくクラスの生徒である沙羅に「あんな後輩のことを気にしないで下さい」(9話)と言ったりするほど。
何故勇斗を憎むのか。
そして、何故父・一輝の性格を知っているのか。
それは、山村が勇斗の母・佐知子を一輝に取られたからである。
本来は、自分の子だったバスケ選手の卵を奪われ、同じ中学校にいる現実を受け入れたくなかったのだ。
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沙羅との関係
沙羅がソニックサラマンダーの魂を煌のソウルスポットに取られるまで、ただのクラスの生徒としか見ていなかった。
だが、ソニックサラマンダーがソウルアップし、勇斗と組むようになった段階で徹底的に嫌うようになる。
パラ陸上の夢を告げる沙羅を「勇斗に悪影響が出る」という理由で、パラ陸上から卒業させ普通の高校に行かせようとするほどだ。
その野望は、沙羅が高校受験を蹴った(34話)ことで崩されるわけだが。
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