空知 大翔(そらち ひろと)
東領家中学校1年2組。バスケ部所属。
小学生の頃からミニバスのエース。
勇斗に憧れ、仮入部の前から入部届を書くほど。
ところが、勇斗が空知の目の前で試合中に暴言を吐き、そのままチームを追われることになると、1年であるにもかかわらずチームのリーダーに。
期待していた、勇斗とともに戦う部活ライフから一変、一大戦力を失った部の立て直しに走ることになり、別の分野で勇斗に接近している煌を頼るのだった。
3話で「本当は今日、神門くんに相談したいことがあったんだけど……」と漏らしているが、それは親がバフォメットだという嫌な予感だった。
勇斗復帰のために一緒に働きかけることになった煌にその相談をなかなか言えないまま時が過ぎ、14話で母・晶子のカバンの中でミラーストーンを見たことにより、それは真実となる。
ソルフレア教関係者という、切っても切れない関係。
生徒たちにも関係を知られる中で、空知は学校生活を続けなければならないのか。
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親との関係
両親がバフォメットだということは、3話で煌に相談しかけたときから薄々感じており、特に嫌な予感が確信に変わった14話以降は、バーニングカイザーが活躍することそのものを複雑に感じるようになる。
だが、両親と友達の間で揺れ動いていた感情は、勇斗や煌の働きかけで少しずつ友達の方に傾くことになる。
「バフォメットと、バスケ部の空知をリンクさせてはいけない。
そっちはそっちだ」(21話)
そして、27話の授業参観当日、生徒にいじめられた晶子を見て立場がなくなった空知は、「ソル教は、滅んだ方がいい」とまで考えるようになり、引き留めようとする晶子との対立が確実に。
倒すのはバフォメットだけと思っている煌の考えも受け入れられなくなり、ついに29話で一人ソルフレア教本部に向かうことになり、捕らわれる。
最後は、バフォメットのソウルスポットが全てのミラーストーンを失ったことで、晶子が命を落とすことになる(30話)が、ついに母親との和解はできなかった。
なお、父・雄大も27話で晶子との離婚届を入手するほど、ソルフレア教から足を洗いたいと思うようになり、実際30話でバフォメットのソウルスポットが消滅した後はソルフレア教を出ると明言している。
そして、強引にソルフレア教から離れたことで、ソルフレア教が執拗に迫って来た。家を引っ越すが、学校の正門にソルフレア教の占い師を送られるなど空知への包囲網は続き、ついに1年生終了での転校を決意するのだった。
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