バフォメット

 ミラーストーンの力で東領家中学校周辺に巨大生物を送り込む組織。母体はソルフレア教。

 中心にいるのは、40歳前後の男女、晶子と雄大。

 二人は、1年2組・空知の親であると、19話で八木が煌に明かしており、煌が空知と付き合えば付き合うほど行動がバフォメットに筒抜けになっているのだった。

 煌は早くから敵対視しており、9話で煌とすれ違ったほか、10話では実際に煌と言い争いになっている。

 19話の文化祭には、司祭の八木を連れて登場。ついにバフォメット側のアルターソウルでバーニングカイザーを破るのだった。

 30話でバーニングカイザーたちの攻撃を受けて全滅、リーダーの晶子が命を落とすに至った。



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学校との関係


 基本的に、バフォメットは「敵は学校にあり」というスタンスである。

 バーニングカイザーも、学校で生まれたアルターソウルだから攻撃対象にしている。


 「悪いのは、そっちでしょ。

  バーニングカイザーが学校のスポットでソウルアップしてるんだから。

  それを止めないと」(10話)


 「決して……、我々を裏切った神崎……、神崎に従う生徒たちに、ソルフレア教の覇権を取らせてはなりません」(11話)


 八木に関しては、初めてソウルアップした神崎に対し最終決戦を告げている。(19話)

 20話で先制攻撃をしかけたところを煌たちに止められたので全面戦争に至ってはいないが、いつ衝突が起きてもおかしくない。

 一方で、学校にかかわりのある晶子と雄大は、学校の内部でも特に山村との対立があることを見抜いているようだが、司祭にそれを理解されず悩んでいるのだとか。


 その間にも、2学期に入り、空知が生徒に「バフォメットの子供」と扱われるどころか、27話では晶子に対してもバーニングカイザーの敵としていじめられるようになる。

 バーニングカイザーの活躍によって、バフォメットは生徒たちの間で完全に敵となってしまい、特に晶子は居づらくなるのだった。

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