第3話 パッケージ
パッケージ
バイクに積むのは着替えと寝袋そして簡単な修理用具、ツーリングも最初の頃は全部載せていた。
ちなみに修理用具はいらないと言っておこう、それでも積むのならパンク修理の道具ぐらいか。
ちなみにどこに泊まるのかによっては寝袋もテントもいらない。
その頃は金も無かったので改造費と旅費以外はできるだけケチっていた。
テントも金を払えばすでに張ってある物を借りられる、そういう意味でなら寝袋一つあればなんとかなる。
今ではキャンプ場も猛獣発生でかなり危ないと言う話だが、その頃はまだ割と安心だった。
そしてトイレットペーパー、中にはティッシュを数個という人もいるだろう。
どちらにするかはお任せするが、基本トイレはガソリンスタンドかコンビニで借りればよい。
そしてタオルは必ず1枚は持っていく、シールドを拭いたり自分の服に着いた汚れをぬぐう時にも使える。
雨合羽は当然ながら持っていく、上下揃ったやつだ、そしてブーツカバーと言うやつもあった方が良いだろう。
雨の中を走った事が有る奴ならば靴やブーツが雨の中どうなるのかぐらい分かるはず。
グローブは2個(予備が一つ)、軍手も一つは入れておくとよい、雨で皮のグローブがグッチョリになると軍手は結構使い安かったりする。
俺はそういう準備は欠かさなかった、年老いた今なら雨の中走る事さえ嫌うだろうが。
日本列島は走っている間ずっと晴れているなどと言う事などほぼ無い、しかも片道千キロ以上の道程であればなおさらだ。
用意する物はもっとあるからこの際書いておくことにしよう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます