彼女とゲーム

「なにしてるの?」


「おんらいんげーむ?」


「ふ~ん、最近よくやってるよね」


「……面白い?」


「そんなに面白いなら、私もやってみようかな」


「ねぇ、教えてよ」


「これであってる?」


「職業って色々あるんだね」


「どれにしよっかな~、君は何にしてるの?」


「双剣? あははっ」


「うん分かるよ、アニメで格好よかったもんね」


「なら、私は片手剣にしようかな」


「よし、完成ッと」


「壮大な世界観だね~」


「レベル上限280!?」


「楽しそう、世界観もストーリーも私好きかも」


「とりあえず、私は何すればいい?」


「ストーリーを進める? わかった」


「手伝ってくれるよね?」


「そりゃそうだよ、一緒にやるために始めたんだから」


「よ~し、それじゃあ進めてこ~!!」


★★★★★


「時間が経つの速いね~」


「一旦、昼休憩にしよっか」


「え、作ってくれるの?」


「う~ん、それじゃあアクアパッツァ食べたい」


「あはは、冗談だよ」


「う~ん、そうだな~君の作ったラーメンが食べたいかな」


「だって君の作ったラーメン、私好きだもん」


「う~ん、夏だし塩がいい!!」


★★★★


「来た来た、いただきま~す!!」


「おいしい~!!」


「最近暑いから、塩分が身体に染み渡る~」


「君は醤油なんだ、一口頂戴」


「あ~ん」


「皿使うのもったいないじゃん、洗うの誰だと思ってるの?」


「よろしい、あ~ん」


「じゅるるるっ、ごくっ……こっちも美味しい!!」


「はい、お返し……あ~ん」


★★★★★


「ご馳走様でした、美味しかった~」


「洗い物は任せて?」


「私がやりたいの、やらせて」


「君はゆっくりしてて」


★★★★


「よ~し、ゲーム再開するぞ~!!」


「とは言ったものの、そろそろ敵も強くなってきて二人だけじゃ厳しいかな?」


「まだ大丈夫?」


「なにこれ可愛い!!」


「ペット機能!? 何それ聞いてない!!」


「可愛い~、いいな~」


「探しに行く!!」


「え、ペット捕獲用のキャラいるの?」


「持ってるの? 流石」


「それじゃあ、私ヘルバウンド欲しい」


「ヘルバウンド、持ってる?」


「育てようと思ってた? いいの?」


「えへへ、大事にするね」


「うわぁ~、可愛い~!!」


「天才で狡猾? なんか強そう」


「弓で天才で狡猾ね」


「うん? ついでにプレゼント?」


「ペット経験値上昇のリング?」


「へぇ~、ペットは基礎経験値しか取れないんだ」


「お、私のレベリング含め基礎経験値いい奴いるじゃん」


「勝てないことはない?」


「さっすが廃……頼りになる~!!」


「それじゃあ、仮面騎士を狩りに行こ」


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 ここまで読んでいただき、ありがとうございます

 こえけんもあと二日……間に合うかわかりませんが、ギリギリまであがこうと思います。

 応援の程、よろしくお願いします。

 フォロー、評価、感想をいただけると励みになるのでどうかよろしくお願いします。

 それでは次回は海回の予定ですので、少しお待ちください。

 出来れば三時くらいに投稿、最低でも12時には投稿する予定なのでお待ちください。

 


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