隣に彼女

「えへへ、あったか~い」


「くっつきすぎ? 仕方ないじゃない、ベッドが狭いんだから」


「いいじゃん、私と君の仲じゃん」


「もっとくっ付いていい?」


「あ、わかったから出ないで!!」


「普通、男の子なら喜んで受け入れると思うんだけど」


「嬉しいけど、くっつかれるの困る? 意味わかんない」


「どっちなの? まぁ、答えようによっては私のパンチが飛んでくるけど」


「冗談に見えるかい? さぁ、答えてもらおうか?」


「ふ~ん、ドキドキして寝れないか~」


「私もだよ、ほらドキドキしてるでしょ?」


「えへへ、あったかいね~」


「夜はまだ冷えるもん、私の手冷たいでしょ?」


「君の顔はあったかいね」


「ぎゅ~」


「これ、落ち着くな~」


「君も? えへへ~、嬉しいな~」


「お休み」


★★★★★


「んぅ……おひゃひょ~、ふぁ~、良く寝れた~」


「今日はどうする? 明日あるし、今日は家でゆっくりする?」


「そうだね、今日は家でゆっくりしよっか」


「ぎゅ~!!」


「起き上がれない? いいじゃん、もう少しこのままで」


「………!! えへへ、抱きしめられてる~」


「ちょ、何顔近づけて……むぅ!?」


「もう、いきなりだな~」


「……もう一回いい?」


「んっ、えへへ~」


「顔が紅いっていうけど、君もだからね」


「~~~~!!」



ーーーーーーーーーーー

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