彼女と散歩

「え、どこ行くの? 散歩? 私も行くわ」


「私も行く~!!」


「わかればよろしい」


「準備するから、少し待ってて」


★★★★★★


「お待たせ~。 じゃじゃ~ん、この服どう?」


「そうなんだ、えへへ……」


「ガスよし、電気よし、他は、OK!!」


「そりゃ気にするよ、火事になったら大変だよ」


「心配性じゃないよ、私はこの家が好きだから不注意でなくなるのが嫌なだけ」


「うん、大丈夫かな……それじゃいこっか?」


「戸締りよし、どこを散歩するの? やっぱり公園? 好きだね~」


「わかるよ、君の事なら……あ、照れてる?」


「あははっ、わかりやす~い」


「綺麗だね~。 ここは車や騒音が聞こえないから静かでまるでおばぁちゃんの家にいるみたいだから私も好き~」


「あ、お祖母ちゃんがまた遊びに来いってさ、気に入られてるね~」


「今年の年末も君の家族と私の家族で宴会やるって言ってたよ~」


「楽しみだな~、君もそうでしょ?」


「そんなに嬉しくない? なんで?」


「私と二人きりの方が楽しいって? ふ~ん……そういう事平気で言うな、ばか(ぼそっ)……何でもない!!」


「あ、空いてた!! ここの景色好きなんだよね~」


「おっと、用意が良いね~。 座るようのシートを持ってくるなんてわかってるね~。 今ので私の好感度が上がったよ~」


「上がると何かあるかって? そりゃ、君に対する態度が少し優しくなります」


「こうして目を閉じると、静かな水音に癒されない?」


「……ねぇ、もう少しそっち寄ってもいい?」


「あ~、やっぱり君といると更に落ち着く~」



★★★★★★


「ただいま~」


「あ~、夜風が気持ちよかった~」


「汗かいたでしょ、先に風呂入ってきなよ」


「いいよ、私は後で……最後に掃除するから先入ってきて?」


「駄目、君には任せられない。 いいから私の為を思うなら、早く入って!!」




ーーーーーーーーーーーーーーーー

 はじめまして、こえけんに向けて書いてみました。

 計十話を予定しています。

 もしかしたら、わかりにくい所もあるかもしれませんが、直していきますのでどうか応援よろしくお願いします!!

 よろしければ、フォローや評価してくださると励みになりますので、ご検討の程よろしくお願いします。


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