第3話 新しい仲間
はーい、オレ氏逃走中
なんでって?
いやー暗殺失敗したんよ
リネンが罠にかかってバレた
仕方ないから
捕まったら死♡オーマイガー
追ってくる衛兵に今回の
衛兵が迷っているうちにシャロウとリネンが殺していく
「王子さん、舌噛むかもしれへんから少し我慢してやで」
「は?どういうk―――」
なんか変な喋り方になっちゃっと思いながら王子を抱いてプロレスラーレベルの速さで走り空に魔力で足場を作り走る
これめっちゃ魔力消費するから使いたくなかったんだよ
この王子はゲームの俺と同じ親友ポジとして出てくる
金髪碧眼の王子、一言でクソ野郎
だがパラメーターも高く万能だ
名前はジルハザード
コイツ組織に献上して仲間に入れるか?
そしたら俺等に回ってくる仕事も減るぜ、ぐへへ
『0-17、
耳にピアスのようにつけた魔法石で会話する
『ガガガ...了解。0-17の言う通り質は宜しいのでしょう。許可を下します』
やった
これで殺さなくていいね
「王子さん、貴方は生きたい?」
本人にとってはこの質問で未来が変わる
俺も最初組織に入れられる前裏社会のボスにこう問われた
勿論俺は言った
『「生きたい」』
過去の俺と目の前のジルハザードは同じことを言った
俺は口元に笑みを浮かべ組織へと撤退していった
−−−−
ジークハザードをルルテラに入れて一ヶ月がたった
ルルテラにもグループと階級があって俺とジルハザード、リネン、シャロウのグループは俺は上位35、シャロウとリネンが上位36,37位、ジルハザードは上位45だ
各地にルルテラの組織は存在し総員合わせて十万と居る
ジルハザードの成長はとにかくヤバい
俺の順位を超えるのも早いんじゃないかな?
夜寝る前に俺達はシャロウが作ったトランプをしていた
だが、なぜか
ババ抜きは簡単なはずなのに、なぜ...
「「「...」」」
三人が俺を哀れな目で見てくる
だってさ、十回中十回負けるんだよ
どんだけ運ないの
「そーだ、明日チョコレート買いに行こうよ。丁度有休でしょ?」
この気まずい空気を変えるようにジルハザードが言った
確かにチョコレートは美味しい
だが高いのだ
チョコレートを買うため日頃の金を貯金している
ジルハザードも一ヶ月貧乏生活送っていたら王子という身分のありがたさを知ったようだ
「じゃあ買いに行こうぜ!」
「そーだね」
「「「「異議なし」」」」
ギャルゲーの親友キャラに転生しましたが毎日がとてもブラックです ちーずけーき @04110411
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