現在公開可能な情報 王国編

サルダージュ王国 最高の立地に最悪の歴史から最高の立地に最高の統治を持つ国へ


国王

ロウワー・ベール・グラベル・アーク・サルダージュ

愚王とののしられた前王の長男にして、賢王と呼ばれる現代の王。先代が収めていた時代に貴族派閥と王族派閥に二分した。先代はそれをロウワーに押し付ける形で王位を継承する。若くして王となった彼は15年間内戦を起こさせることなく収めていたが、貴族派閥の力が王族派閥を上回ったことに危機感を持ち、全力をもって対処することとした。父王のことを恨んでおり、後継ぎにはより良い王国を残す事だけを目的に統治に励む。


四大貴族(内三派閥は未登場)


エドワード家当主

エラルド・エドワード

王国で最も有力な貴族。莫大な土地に領主と慕う民を持つ完璧な貴族。軍の練度は王国随一であり、ウルスと共に王を支える両翼である。頭脳が明晰であり、剣の才能にもたけている。優しく家族思いな性格をしているが、戦時には恐ろしく冷徹な指揮官として名を馳せた。


エル・エドワード

主人公が魔道学院にいた時、学友として初めて声をかけた男。顔が良く正確も良く出自も良い彼は学院で一番モテた。彼は魔神教会の手のものであり、逸脱者の力を持つ魔法師であった。彼の体内に組み込まれた魔法回路により自分を魔道具化し封魔囚石を作り出した。そして、ロイスの魔力の9割を封印してしまう。ロイスの暗躍のきっかけを作った世界の戦犯。


王国騎士団長

ウルス

王国最高の冒険者として名高い三雄の一人。人類最高峰のアダマンタイト級の冒険者と呼ばれる人物。大剣を振るい幾度も王国の危機を救った大英雄である。ロウワー直々の勧誘により、王国戦士長という役職に着任し冒険者をやめた。


副団長

ボイロ

冒険者時代に三雄に憧れていた当時、銅等級ブロンズの冒険者。ウルスが冒険者をやめてから5年間、自己研鑽に明け暮れ今では彼の右腕として軍を指揮する。


歩兵団長

ヴェルセルク・ウェルエム

王国最高の冒険者三雄の一人。双剣使いであり、適当な性格をしているが強者に対しては義理堅い。強者に憧れ自分もその頂に立つことを夢見ている。そのためシドに忠義に近い羨望のまなざしを向けて、王国のために戦った。現在はウルスと同じく歩兵団の団長になった。


魔法師団長

フリート・ヴェイロン

王国最高の冒険者、三雄の一人。三雄の中で最も才能豊かな人物。魔道学院を最年少で卒業。のちに剣術を少し嗜み並みの冒険者が相手であれば前線を張れるほどの腕を持つ。魔法の腕は一時的に人類の枠組みを超えた逸脱者と同等になることができる。明るくムードメーカーな彼は忠誠的な顔立ちをしており、よく女性と間違われることを嫌っていた。


四雄 王国最優の冒険者


レイズ

四雄のリーダーであり、元貴族のご令嬢。ただ、貴族であることを恥じ国王に直訴したことで名字と貴族身分を破棄した。魔剣士であり、剣の腕はフリートより上、魔法はフリートより格段に下回る。四雄というチーム名を好ましく思っていないが仲間思いで平民に優しい評判の良い人物。


ルーデウス

四雄の一人。回復術に長けたチームの要。治癒術に関してはフリートを凌駕しており、逸脱者のレベルに至る。ただ、その他の能力で劣るため未だ逸脱者に分類はされない。死者蘇生が使える王国唯一の人間である。言葉が拙い少女であり、最年少でアダマンタイト級冒険者になった優秀な人物。優しく、怖がりだが気が利かず余計な一言でいざこざを引き起こすことが多い。


ウォルス

四雄の前衛を務める戦士。巨大な体験を両手に持ち、力でねじ伏せるノウキン。些細なことに気が付くが、そこに配慮しない豪胆な性格をしているため周囲からはデリカシーの無い男だと評価されている。四雄のメンバーは彼が最も仲間をよく見ていることを知っており、信頼されている。ウルスとヴェルセルク両者と戦って互角の実力を持つ。


ヴォイド

四雄の一人で、レイズの暴走を止める役割を持つ制御系。弓使いであり、大陸でも指折りの使い手である。常に冷静な性格をしているが、HOMEの宿泊施設に泊まれると知ったときは柄にもなく飛び跳ねて喜んだ。エルフの彼はレンジャーとしての役割も持つ。


ゼルド

最高の冒険者と最優の冒険者の面倒を見た冒険者組合の組合長。ストーカーの域に達するほど二つの冒険者を負い続けている。ウルスがヴェルセルクとフリートを探している際は厚さ数十センチを超える資料を提示し、ウルスをドン引きさせた。


エドル・ガモン

エルとロイス、エドルの三人で魔道学院時代を過ごした。彼の魔法の腕前は優れており、冒険者にも成れるだろうと評価されていた。三人の中に確かな友情を感じていたが、エルに裏切られロイスには肯定されず、自分の過去を呪った。男爵家に生まれ、貴族が多い学院時代は周りの目線に気を配る生活に嫌気がさしていた。そのため、三人で居るときは心が休まり心地よかったことだろう。

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