第213話 大失敗でなければ成功

 ライブハウスでライブをするには、どうすればいいのか。

 はっきり言うと、場所によって違う。

 ネットなどでそのまま、申し込むぐらいはやっている。

 ただデモ音源なり実際のテストなり、オーナーや店長などが判断することもある。

 基本的には現在でも、人と人とのつながりから、出演が決まっていく。

 たとえば先輩バンドが、後輩バンドを前座に入れてくれたりする。

 するとある程度の客入りは計算できるため、ライブハウスとしてはありがたいのである。


 ライブハウスの収入というのは、バンドに対するステージや機材のレンタル料というものがある。

 一つのバンドでは力不足だと思えば、ブッキングするためライブハウス側から出演を依頼したりすることもある。

 基本的にはチケットという形で報酬を渡し、バンドはそれを売って収入とする。

 もっとも大物のバンドが、大きなハコでやるとなると、ライブハウスの方から出演料を他に出したりもする。

 そんな売れっ子が出るとなると、ライブハウスの側で、チケットを何枚かは確保していて、それを販売して利益を出したりする。

 またライブハウスというのは実は、ライブをする場所ではなかったりする。

 名目的には飲食で免許を取っていて、ドリンクを売るのをメインとしていたりもするのだ。


 下手なバンドが演奏すると、ドリンクがよく売れるらしい。

「ほんと?」

「本当だよ」

 そんなステージを一回も経験していない暁が質問し、俊は苦々しく答える。

 ノイズ以前、サリエリを名乗る前のバンド、朝倉と組むよりもさらに前のバンドでは、そういう悲惨なステージを体験していたのだ。

 高校時代のあのバンドは、結局ライブハウスでは二度しか演奏することなく、そのまま解散してしまった。


 このあたりライブハウスであったり、クラブでもあったりと、場所によって本当に条件が違う。 

 スパイラル・ダンスはオーナーの道楽で経営されているため、面白いと思われればそれだけで出演は決まる。

 キャパは50人であるが、それが満員になることはあまりない。

 ただガラガラということもさほどないので、演奏する側にとってはありがたいハコである。

『玲ちゃんは友達に買ってもらったんだけど、花音の分がチケット余ってるんだって』

 千歳がそう言ってきたのは、ゴールデンウィークの少し前の話である。


 フラワーフェスタのノルマは10枚。

 四人編成のバンドであるのが、それほど厳しい数ではないだろう。

 そのうちの二枚が、ノイズに送られてきたものだ。

 残りは一人頭、二枚ずつ捌いていけばいい。

 しかしその中で、花音がぼっちであることが判明した。

 正確にはぼっちなのではなく、コミュ障に近いらしいが。




 前回に会った時は気づかなかったが、花音が過集中の人間であることは言われていた。

 それが人間関係の場合であると、何かに集中をしていると、相手を無視してしまうらしい。

 純粋に気づいていないだけなのだが、中学までは玲などがそれをフォローしていた。

 しかし高校になってから、二人は中高一貫の学校から、芸能科のある高校へ編入したというわけだ。

「あ~……ああいうところか」

 俊は芸能科ではなく、音楽科のある高校であったので、あそこのことは噂でしか知らない。

 ただ芸能人やその卵ばかりの中で、花音は目立たなかったのだろうか。


 あそこはアイドル、ミュージシャン、俳優、モデルなどといった、特別な職業の人間が入る学校である。

 ちなみに偏差値はとってもおとなしいらしいが、どうせ金持ちか既に芸能界入りしている人間ばかりなので、あまり関係ないのだろうか。

 俊はあくまでも、音楽科もあるが偏差値も高いという高校に行っていたので、そのあたりはちょっと又聞きになる。

 だが同じ大学に、あそこの出身の人間もいたのだ。


 普通科もある高校であるが、芸能科は特別である。

 本気で芸能界でやるのならば、確かに色々と融通が利く。

 意外と補習などもやってくれるので、成績が極端に悪くなるわけでもない。

 何よりも私大に、推薦枠があったりする。


 昔で言うところのOA入試である。

 ただ今はもう、完全に一芸入試というのはなくなっている。

 同じ学校の中でも、平均以上の成績を維持していないと、そもそも推薦枠に入れない。

 ただMARCHレベルの私大であっても、それなりに入ることは出来たりする。

 俊の場合は大学の設備に関心があったため、母校を選んだわけであるが。


 留学生扱いのジャンヌも、同じ学校に転入したらしい。

 だが日本語が微妙なエイミーは、インターナショナルスクールに入ったそうだ。

 日本の音楽というのを、果たして彼女はするのだろうか。

 黒人というとブルースやソウルというイメージがいまだにある。

 ドラムやベースでファンキーな音を並べるというのが、ああいう人種のイメージと言おうか。

 もちろんマイケル・ジャクソンはキング・オブ・ポップスであるが、バックボーンに人種というものはあるのだ。


 俊がノイズを作るにあたって、一番最初に月子を見つけたというのは、実はその方向性を決定付けるものであったのだろう。

 歌っていたのは間違いなく、アイドルのポップソング。

 しかしその奥にあったのが、日本の民謡。

 透き通るような、しかし圧倒的な厚みのある声。

 演歌はまた、日本生まれではあるが、あれは歴史が浅い。 

 本質的に日本人が、大衆的に知っていたものは、三味線による演奏なのである。

 それ以前は琵琶であり、日本人は弾くタイプの弦楽器に、意外なほど古くから庶民が親しんでいる。


 あとは太鼓の音などもであろうか。

 もちろん宮中で演奏されるような音曲は、また違った種類がある。

 琴や笛は貴族の嗜みであったし、そもそも他にも色々な楽器があって、それは日本の神道の宗教的儀式でも使われている。

 祝詞などは明らかに、あれは音楽的要素を含んでいる。

 大陸の影響をある程度は受けているが、大陸は大陸でまた、北方や西方の影響を受けているのだ。




 フラワーフェスタの音楽は、根源がもっと西洋的なものである。

 その中でも現代のポップスではなく、ある程度クラシックの要素を含んでいる。

 これは花音と玲の教師がクラシックをその根底に持っていた、ということが大きい。

 そもそもイリヤという人間が、クラシックからポップスに舞台を移したのが、あの10年余りのムーブメントの始まりであった。

 ヨーロッパでジュニアの演奏を、およそ二年間で総なめにした彼女。

 それがポップスの世界に行ってしまったのだから、当時としては相当の衝撃になったのだと、文献を漁れば出てくる。


 彼女が自分で歌ったものは、あまり残っていない。

 ポップスの世界に入ってから、一年ほどの間に、片方の肺の半分を感染症で失ってしまったからだ。

 声自体はそれでも、ある程度は出ている。

 しかし完全に、声の力は失われてしまったのだ。

 花音と比べると、なんと月子の声に少し似ているところがある。

 もっとも10代の半ばで失われてしまった声なので、そこからどれだけ成長していくか、楽しみにしていた人間は多かったろう。


 イリヤの影響を受けたのがケイティであり、アルプスの麓の片田舎から出てきた少女だ。

 それが今ではアメリカで、歌姫と言われているのだから、才能と言うのはどこに眠っているのか分からない。

 二人はグラミー賞などの音楽賞を、いくつか取っている。

 回数が案外少ないのは、その生涯が短かったからだ。

「あの子達の演奏の中で、一番のノイズになるのは、エイミーだと思う」

 彼女はいわゆるブラックミュージックを根底に持ち、クラシック畑の他の三人とは少し違う。

「でも雑音が好きなんだよね」

 暁が上手いこと言って、ドヤっていた。


 結局都合のつかなかった、栄二以外の五人でスパイラル・ダンスを訪れるノイズのメンバー。

 チケットに関しては花音の分のチケットを買って、あとは普通にライブハウスの当日券で入った。

「20人はいないな」

「まあ最初ならこんなもんだろ」

 最初のバンドの知り合いなど、10人も集まればいい方であろう。

 チケットは最悪、無料で配ることにもなる。

 それでも来てくれるなら、ライブハウスとしては文句はないのだ。

 そもそもドリンクだけで利益を出すような、そんなところもあったりする。

 スパイラル・ダンスもそれに近い。


 ここいらではノイズは、ある程度有名になっている。

 テレビに出て、大規模なフェスも経験し、武道館公演も発表された。

 ライブハウスでも規模の違う、演出も色々と可能なところで、毎週のように演奏している。

 ワンマンライブをすることも、全く珍しくはないし、それでちゃんと客が呼べる。

 インディーズレーベルであるが明確にプロ。

 そのあたりはちょっと、どこで区切れば正しいのか、分からないものである。


 ある程度の変装をしないと、ちょっと問題になるかもしれない。

 月子などは顔の上半分は隠しているので、サングラスとマスクをすれば、ただの怪しい人になる。

 俊の場合は伊達眼鏡をかけて、髪をオールバックにしてみた。

 暁はワンピースのスカートに、髪を三つ編みにしていたりする。

 ただし相棒のレスポールは、やっぱり背負っているのだ。

 楽器と離れていると落ち着かなくなる、禁断症状まで出てくるのだから、ひどい依存症である。




 無事にばれないようである。

 最初のグループは高校生らしきバンドグループであった。

 頑張って練習しましたよ、という四人組。

 演奏はともかくボーカルがそれなりに上手かったので、聴けないことはなかった。

「あたしも最初って、あんな感じだった?」

「ちーちゃんはもっと上手かったよ」

 ノイズの中では唯一、変装をしなくてもほとんど目立たないのが千歳である。

 自分でも自分の顔を、凡人顔を言っているが、ある程度のメイクは普段はするのだ。


 何気に暁は彫りが深いので、化粧をしなくてもそれなりに映える。

 もっともナチュラル風のメイクはしていて、あくまで自然体というのは装っているが。

 おそらく同じ学校から、10人ほどは客を呼べたのだろう。

 顔のいい男子がいるので、そこに声援が上がっている。

「このステージであの子達は、どういうレベルの演奏になるんだろうな」

 信吾も自分の過去の初舞台は、無事に失敗に終わっている。

 身内だけが声をかけてくれた、仙台でのライブであった。


 その後もある程度、ライブハウスでのライブはやった。

 予定調和的なものはあったが、それなりにファンは増えていったのだ。

 それでも自分は本気でやりたくて、東京に出てきた。

 信吾はそれなりに顔がいいので、ギターとベースの腕もあり、アトミック・ハート以前にもヘルプなどには入ったものだ。


 アトミック・ハートはデビューした後も、ちゃんと曲を出している。

 だがとても、ブレイクしたとは言えないぐらいの露出だ。

 ライブハウスでも普通に、定期的には演奏している。

 だがノイズとは比べ物にならない。

 武道館にまで達したノイズは、ある意味ではここで、思い出作りなら充分という段階に達している。

 推しが武道館に行ったら死ぬ、などというアイドルのファンもいるぐらいだ。

 ただ俊と同じく信吾も、まだこの先の舞台があることを知っている。


 花音はケイティの力があるが、ドームでデビューをしてしまった。

 あれから一ヶ月ほど、彼女の歌は確かに配信されている。

 MVは幻想的で、彼女の弾くピアノと合わせたものとなっている。

 だがメディアへの露出はほとんどなく、いったいこの後どうやって売っていくのか、と業界内でも不思議に思っているぐらいだ。


 おそらくALEXレコードのことだから、こうやって期待をためにためて、一気にどこかで放出するのだろう。

 都内には巨大ライブハウスが、3000人規模のものであったりする。

 あるいはこうやって謎の知名度を高めていって、いきなりどこかの万単位のアリーナで公演するのか。

 ただバンド売り路線は、俊は聞いていない。

 そのあたり岡町か、もしくは暁の父である保なら、話を聞くことが出来るのかもしれないが、守秘義務があるものとなっているかもしれない。




 花音を売るのと、フラワーフェスタを売るのは、前者の方が圧倒的に簡単だ。

 なにせ花音には、とにかく出生の段階から、ストーリーが存在する。

 他のメンバーも身内にミュージシャンが多く、力量も確かではある。

 だがそれだけでは不充分だと、俊は指摘した。

 彼女たちもそれが分かるぐらいには、音楽に対する感受性は高かったはずだ。

「楽屋には行かなくてよかったの?」

 暁は一緒にセッションしたので、彼女たちの気持ちをフィーリングで感じている。

 おそらくは不安になっているのでは、と感じているのだ。

「急に訪れた方が、逆にプレッシャーにならないかな?」

 もちろん俊としては、適切なアドバイスも出来たではあろうが。


 自分がどうこうするのではなく、彼女たちがどう歩いていくのか、あまり干渉せずに見ていきたい。

 それが俊の意志である。

 自分が全力を尽くすのは、自分のバンドのためである。

 彩にもちょっと干渉してしまったし、これ以上他のバンドに、塩を送るわけにもいかない。

(MNRの白雪とは話してみたいけどな)

 ベースボーカルで作曲と作詞もやっている白雪は、そこそこ年上であるはずだが、年齢不詳となっている。


 花音たちが思ったよりも、スタートダッシュには失敗するのか。

 それならばこのムーブメントを牽引するのは、果たして誰になるのか。

 MNRか、徳島のミステリアスピンクか、あるいはノイズか。

 永劫回帰は既に、トップバンドではある。

 だがこの先の伸び代はないのでは、とも思われているのも確かだ。


 前のバンドが終わって、セッティングが変わる。

 少しまた客が入ってきたが、ツラのいい人間が多かった。

(芸能科の人間を、ここに呼んだのか)

 まあ芸能人であったとしても、全員が売れっ子というわけもない。

 だが少なくとも玲とジャンヌは、チケットを捌くことには成功したわけだ。


 花音はちょっと一人で芸能界と言うか音楽業界を生き抜くには、浮世離れした雰囲気がある。

 単純に音楽以外では、無口であるとも言えるが。

 母親はけっこう過激な言葉も残しているが、そこはちょっと変わっているのか。

 ただ俊は花音のことは、一種の過集中による発達障害に似たものでは、と思っている。

 月子がそうであるので、方向性は違うがそう感じるのだ。




 客の数は、おおよそ30人といったところか。

 ただ次のステージに期待しているのは、ほとんどいないと思う。

 ノイズのメンバーは、期待と言うよりは不安である。

 とんでもないものを見せられるのか、あるいは期待はずれに終わるのか。

 どちらであってもそれは嫌だ。

 むしろとんでもないものである方が、まだマシである。


 才能も技術も充分ではあるが、まだ見せ方を知らない。

 それが先日のフラワーフェスタの面々であった。

 果たして今日はどういう演出をしてくるのか。

 とりあえずステージに上がった面々は、ちょっと派手めなパンクファッションといったところか。

 だが充分に普段着の範疇でもある。

 少なくともメタル系の、行き過ぎたファッションにはなっていない。


 最初の配置としては、花音がギター、玲もギター、そしてジャンヌがドラムでエイミーがベースという配置だ。

 このバンドは完全に楽器演奏で実力を出すなら、花音にはキーボードを弾かせるべきだろう。

 ただ彼女は電子ピアノと普通のピアノでは、普通のピアノでないと実力を発揮しきれないらしいが。

 電子ピアノは基本的に、鍵盤が軽すぎるのだ。

 そうでないと演奏できない曲もあるのだが。


『こんばんわ。フラワーフェスタです』

 どうやらMCは玲がするらしい。まあ日本語の達者な彼女がするのが、一番無難ではあるだろう。

『今日はわたしたちの最初のライブになりますが、損はさせません。カバー三曲とオリジナル一曲やります』

 前はカバー曲だけをセッションしたものだが、オリジナルを用意してきたのか。

『見ての通り女の子ばっかなんで、それに合ったものやらせてもらいます。まずはSCANDALの 「瞬間センチメンタル」!』

 なんとも、確かに分かりやすい選曲である。


 そして花音がギターを弾いていくが、彼女は完全にギター専念であるらしい。

 どうせベースボーカルやドラムボーカルも出来るので、コーラスやサブボーカルの部分も、彼女たちが歌えばいいのだろう。

 演奏の技術は間違いなく高く、そしてテンポもしっかりと速い。

 歌いだした玲の声は、しっかりとピッチを外すこともなく、演奏と共に店内の視線を一気に集中させるものとなった。

「さすが」

「まあこれぐらいはね」

 暁の評価が意外と厳しかった。


 メインボーカルはいるが、各パートを歌ったり、コーラスの部分もある曲である。

 フラワーフェスタのメンバーならば、問題なく歌っていける。

 それに声に含まれている、伸びのようなもの。

 ライブハウスの空気を、それまでのなあなあなものから、一気にシリアスに持っていった。

 こういう空気の急激な変化は、逆についていけない人間も出してしまうものだ。

 だが演奏の支配力は、間違いなく注目を集めて、その視線を逃さないものにしていた。




 俊はちゃっかりと、スマートフォンでこれを撮影している。

 こんなこともあろうかと、オーナーには許可を貰っていたのである。

 失敗したなら客観的に自分たちを、確認するためのものになっただろう。

 そして成功したのなら、これは伝説の始まりになる。


 とりあえず演奏のクオリティは極めて高い。

 ただライブというのは、それだけでは成立しない。

 オーディエンスに合わせた演奏が出来るかどうか。

 引き込む力が必要なのだ。


 それは、さあ聴くぞ、と身構えているクラシックなどとは、ちょっとステージが違うのだ。

 どちらもが高まっていくライブを、彼女たちは理解しているのか。

 その点ではノイズも、最初は月子と暁がほぼ暴走し、面白いことになってしまった。

 なんだかんだ言って、腕を突き上げてノっている千歳。

 暁は腕を組んだまま、壁の近くで後方彼氏面などをしていた。

 とりあえず俊としては、まだこの段階では、ライブを分かっていないな、と厳しく評価をしていたのであった。


 だがライブハウス内の熱量は、この曲の中でもどんどんと上がっていく。

 ボーカルも上手い。それも全員が上手い。

 ドラムボーカルまでやっているというところも、ポイントの高さか。

 しかしこのフィーリングの元は、完全にギターに専念した花音の音だろう。

 途中にあるギターソロの部分が、彼女の音になっている。

 ただ普段のような、包み込む柔らかさとはまるで別物である。


 伝説になるかどうかはともかく、これはそれなりの成功か。

 一曲目でちゃんと、熱量を上げていっている。

 そしてそれは、身構えていた人間以外には、かなり伝わっているようであった。




 解説

 瞬間センチメンタル/SCANDAL

 一応鋼の錬金術師のEDなのだが、アニソンというイメージは薄い。

 SCANDALは同一メンバーによる最長活動女性ロックバンドとしてギネスに認定されていたりする。

 バンド名の由来を知った時、マジかよ、と素で驚いたものである。

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