第201話 増殖

 録画していた番組を見てみると、ナルシストっぽく歌っている自分の顔がアップになって、悶えたりする千歳である。

 月子は意外と平然としていたのは、そのあたりの感覚が壊れているからか。

 周囲に増えた急造のお友達。

 自分の価値が急に高くなって、カーストが上がったようにも感じる。

 千歳がそれに溺れなかったのは、方向性こそ違えど、似たような経験を既にしていたからだ。

 あの、忘れられない春の日。

 普通の少女であった自分が、可哀想な子に変化してしまったあの日。

 人間の見られ方というのは、一日で変わってしまうものなのだ。


 三年生たちが卒業して、自分たちが最後の一年。

 その卒業式の日には、三橋との会話があったらしい。

「あの日、ライブハウスに連れて行って、本当に良かった……よね?」

 彼女の語尾が衰えるのは、芸能界という世界に入ることが、本当にいいことなのか分からなかったからだ。

 千歳は元々、音楽業界でスターになろうとか、そんなことは考えていなかった。

 無欲であるという点では、執着のある暁よりも、よほど一般人の思考であったのだ。

 現代社会では顔が知られているというのは、あまりいいことでもない。 

 暁が通信制に編入するというのも、そのあたりが関係しているのかな、と思ったのは確かだ。


 俊の場合はそもそも、ノイズとしての活動を始める前から、大学ではある程度一目置かれている存在であった。

 そしてボカロ界隈においては、ちょっと変り種と思われている。

 そもそもボカロPというのは、自分では歌えないという人間や、バンドなど組めないという人間が、やり始める分野なのだと思う。

 俊の場合は音大に入ったので、ポップスをやっている人間も、周囲にいくらでもいたのだ。

 実際に一度はバンドを組み、そして脱退した。

 そこからボカロPとして、そこそこの評価は得ることが出来た。

 それだけで食べていけるほどではないが、家が太い俊としては、余裕がある状況ではあった。


 執念や貪欲さ、ハングリー精神に分類するものを、俊は自分の中から見つける必要があった。

 求め続けたからこそ、月子と出会えたと言えるのか。

 暁は向こうからやってきたが、千歳は完全な偶然だ。

 彼女の歌を聴けば、おそらく他の誰かがいつかは、表舞台のメジャーシーンに引っ張りだした可能性は高い。

(出会いっていうのは確かに重要だよな)

 俊はそんなことを考える。


 彩が自分に頼ってきたのも、俊がそれなりの力を付けたからだ。

 偉そうに言ってはいても、この業界では売れている者が勝ちなのだ。

 ただ売れ続けることは、一発売れるよりもよほど難しい。

 なんだかんだと彩は、トップレベルで六年ほども歌っている。

 それだけでも充分にすごいことなのだろう。


 あるいは、と俊は思わないでもない。

 ノイズの中には存在しない、女性のアルトボイス。

 彩と組んでみても、また新しい音楽が生まれるかもしれない。

 実際に自分の中から、彩に合った曲は生まれたのだ。

 昔はどうにかして、曲を作ろうとしていた。

 だが今は空気の中にある、曲の元になる何かを、上手く掴みとって曲にしている。


 蓄積してきたインプットが、ようやく形となってアウトプット出来るようになったのか。

 作曲のインスピレーションというのは、どこから来るのか分からない。

 しかしそれを上手く掴み取るのは、慣れればそれなりに出来るようになるらしい。




 二月はテレビ出演したことが、やはり話題の中心となった。

 七月の武道館ライブに向けて、もっとどんどん告知をしていかなければいけない。

 曲の数自体は充分にあるが、もっと増やしていきたい。

 今はとにかく、生み出せるものをどんどんと完成させていくのだ。


 そんな中で珍しく、栄二も曲を作ってきたりした。

 ノイズのこれまでのパターンと違うのは、ドラムのラインが特徴的であるということだ。

 もっともこういうリズムはむしろ、今の流行ではある。

 ノイズは千歳以外、単独で作曲を作る能力がある。

 千歳においては、大学に入って、理論から勉強すればいいだろう。


 ただ今の、感情に任せた千歳の音楽が、下手に理屈まみれになれば、それはそれで問題である。

 暁などは体系的に学んだわけではなく、とにかく最初は耳コピしてギターを弾いていた。

 父親からは弾き方を学びはしても、作曲の方法などは学んでいない。

 基本的には過去の曲から、上手く組み合わせていくというのが、暁の作曲方法である。

 その中にはちょっと他の人間はやらないような、変な組み合わせもあったりする。

 フィーリングで曲を作っていると、妙に難解になったりもするのだ。


 音楽の方向性というのは、難しいものである。

 俊もまた、大学の卒業がやってくる。

 これで今までよりも、自由度は増してくる。

 アウトプットをするために、どんどんとインプットもしていく。

 知り合いになったミュージシャンは基本はバンドが多いが、ボカロPつながりの歌い手などもいる。

 PCの画面の向こうで、Vの歌うライブを聴くというのも、今の文明でこそマッチしたものなのだろう。


 ミステリアスピンクの徳島とは、何度か会うことがあった。

 彼もまたインプットには、労力を惜しまない。

 もっともアウトプットのスピードは、俊よりもずっと遅い。

 一曲ごとに自分の全体を更新するので、どうしても作る速度は遅くなるのだ。

 その代わりに、彼の楽曲に実験作や意欲作はあっても、駄作はない。

 流行のポップスを作ってみたらどうなるか、とお題を出して作りあってみたら、普通にキャッチーな曲を作ったりもする。

 だがそれを簡単に、ゴミだとして捨ててしまえるのが、徳島というコンポーザーだ。




 ミッドナイトレクイエムなどは、そもそも完全にメジャーシーンなので、あまり出会うことがない。

 一応あちらもコンサートは開くのだが、もうライブハウスではなく、ホールを使った公演が主体になっている。

 確かに本当の音楽の純度だけを求めるなら、コンサートホールの方が、音響は優れたものになるのだ。

「MNRのコンサート、チケット取れそうだけどこっちもツアーするんだよなあ」

 俊と徳島は、方向性は全く違うが、一般的なボカロPとは異なるという点だけで、ある程度は会話することが出来る。

「四月だと、KCが来日するけど」

 珍しく徳島の方から、話題を広げてきていた。


 アメリカの誇る歌姫は、もう20年以上も高い人気を誇る。

 日本ではなく世界において、トップ10ぐらいの人気をずっと続けているのだ。

 ポップスからバラード、R&Bあたりを歌うのだが、完全にボーカル。

 一応楽器も弾いたりはするが、その歌声が圧倒的なのだ。


 おそらく世界中で、一番月子に似た方向の声ではなかろうかとも思う。

 シンガーであってバンドではなく、楽曲は基本的には他人から提供してもらうことが多い。

「アリーナ席だといくらになるんだか」

「いつもプラチナチケットだから」

 それでも徳島は、コンサートに行くらしい。


 どんどんと新しいものを取り込んでいくのは、俊も徳島も同じである。

 だが同時に古いものも、何度も聞いては味わっていく。

「東京で二日、大阪で二日かあ」

 それぞれドームを使う公演なのだが、高額のチケットでも普通にもう売り切れている。

 今の日本はコスパをもとめるが、それでもファンを集めてしまうあたり、アメリカの歌姫の代表格とも言えよう。


 10代の半ばにヨーロッパからデビューして、すぐにアメリカで売れた。

 クラシックの素養があって、その歌唱力は圧倒的なものがある。

 特に月子には、直接聞かせてやりたい。

 自分の分はともかく、彼女の分まで今から、どうにか手に入るものだろうか。

「そういやまだ本決まりじゃないから極秘なんだけど、武道館が決まったんだ」

「ああ……そうなの」

 徳島としてはあまり、武道館になどは興味がないらしい。

 そもそもコンポーザーとして楽曲を提供し、あとは駄目出しをしていくだけなのだ。

 もっとも大きなステージでは、勝手にやってくれというのが、彼の立ち位置らしい。


 俊にとっては徳島のそんな考えも、よく分からないものである。

 楽曲を作って提供し、自分の満足のいく感じで歌ってもらえればそれでいい。

 ライブコンサートに関しては、あまり駄目出しもしないのだとか。

 そうでなければフェスのような、オーディエンスが動き回るものに、ユニットを出したりしないだろう。




「そういえばKCのコンサートに、LAEXレコードが動いてるらしいけど」

「え? KCとはそもそもレコード会社が……ああ、連携して、いや、前は違ったはずだけど」

 KCの所属しているレーベルのレコード会社は、日本支部のような形でも存在する。

 それはALEXレコードではなく、他のメジャーである。

「ああ、だから予算が足りなかったのか……」

 超大物外タレのコンサートは、確かに収入も予想できる。

 だがその前にものすごく金がかかるので、それを計算しておかないといけない。

 彼女ほどの大物だと、ギャランティも凄いものになるだろう。

 それはかなり前から計画しているはずだから、彩の件も金が足りなかったわけだ。


 そういった事情があったからこそ、彩は出戻りとなったわけだ。

 しかしあの場では、そんな素振りを俊には全く見せなかった。

(あれだけ大きな会社なら、社長の決定だけで企画を潰すわけにはいかないもんな)

 だが彩を半年ほど休業させれば、その資金調達も可能であったはずだ。

 アーティストファーストの精神で、針巣は動いていた。

 GDレコードの政治屋どもとは、そもそもの心構えが違ったというわけか。


 KCの日本公演を、今後は自社やるというのは、ものすごく大きな企画である。

 二三年に一度は日本にやってくるKCは、大の親日家で、日本語である程度のインタビューを受けても大丈夫なぐらいだ。

 人は好きになってくれる人を好きになる。

 日本でも海外の女性シンガーとしては、KCはずっと人気である。

 ただレコード会社の関連性を、どうやって解決したのか。

 そのあたりも俊としては、気になるところである。


 やはり月子には聴かせるべきだ。

 アーティストは一人一流派で、誰かのコピーからは最終的に抜け出さないといけない。

 だが今のところ月子の路線は、かなりKCに似た部分がある。

 海外に進出するために、GDレコードを選んだのは間違いではない。

 ただ真正面からの海外進出は、俊はずっと考えていなかった。


 シティポップは俊も作曲できる。

 だがそれは、今のノイズの音楽ではないのだ。

 表層の軽さが、むしろ心地いいと評判なのが、シティポップの特徴の一つだろう。

 それに比べるとノイズは、カバー曲でさえ重層的で、ずっとシリアスな音楽となっている。

「ピンクってライブハウスではやらないよね?」

「決めてるのは僕じゃないから」

 徳島は自分で楽曲を作り、それが完成した演奏になったら、そこで満足してしまう。

 何度もコンサートで演奏されても、あくまでもコンポーザーとしての仕事のみ。

 音源作りにはひたすら口を出すが、宣伝や展開にはあまり口を出さない。

 職人的な存在であるが、執念と情念から発生した、異質の実力者ではある。


 またフェスで一緒にやることにはなるのだろうな、と思っている。

 それこそ夏には、他のフェスにも出てみたい。 

 武道館が終われば、知名度はさらに上がっていくはずだ。

 そこまでにスケジュールをしっかりと入れて、さらに上積みを目指していく。

 既にコンペ用の曲は何曲か提出し、あとはどれが選ばれるかを待つのみ。

 おそらく事務所からして、ノイズは武道館を控えているので、自然と政治的に選ばれるだろう。


 音楽のみで勝負しないのは不純であるのか。

 不純ではあるだろうが、他も全て音楽のみでは勝負していない。

 むしろノイズはインディーズという、純粋な音楽から、多くの人に発見されてきた。

 俊の持つ巨大な伝手なども、むしろ人気がある程度出てから使っている。

 実力でここまでやってきたと、言ってもいい存在だ。

 

 ボカロPというのは、楽曲が全てである。

 もちろんイラストやアニメーションもつけたりするが、その演出もボカロPが最終的に行う。

 そういった経験が、俊の成長を促したのだとも言える。

 でなければあんな、MVの脚本などは作れないだろう。

 編集作業まで、全てやったのがノイジーガールだったのだ。


 武道館が終われば、さらに忙しくなっていくだろう。

 千歳が高校を卒業したら、もっと大きな活動が出来る。

 ノイズはまだまだ、圧倒的な伸び代がある。

 ミステリアスピンクやMNRをも上回る。

 俊はまだまだ、上ばかりを見ていた。




 暁の編入手続きと、俊の卒業が終わった。

 ノイズはいよいよ、武道館ライブの告知も解禁である。

 春休みを中心にツアーを行うが、結局は会場をあちこち抑えて、ワンマンで1000人以上のホールなどを使うことになった。

 もう金の使い方が、完全にメジャーバンドと変わらない。

 これはレーベルやその上のレコード会社からも、資金が投入されている。


 ライブハウスを使うならば、普段のセットでそのままの演奏が可能だ。

 ただしドラムなどは、設置されているものを使わなければいけなかったり、アンプの交換も出来なかったりする。

 もしくは出来たとしても、労力と時間がかかるわけだ。

 コンサートホールは基本的に、そういった設備がないわけではないが、やはりセッティングにはこだわりがあったりする。

 俊たちでも出来なくはないが、演出用の設営なども考えると、やはり専門家に任せた方がいい。


 名古屋、大阪、福岡の順番で、週末に行われる。

 昼の部と夜の部で、一日二回というもので、正直なところ採算が取れるかは微妙なのだ。

 チケットの価格も、ライブハウスでやるよりはずっと高い。

 コンサートホールなので、客席によって価格も変わってくる。

「土曜日に入ってセッティングして、日曜日にステージって、お金かかってそう」

 ライブハウスの雰囲気が好きな暁は、そんなことを言っている。


 コンサートホールは実際、音響自体は相当にいい。

 また会場自体のレンタル料金も、それほど高くはない。

 普段は音楽だけではなく、演劇なども行われたりする。

 公共の設備ということもあり、文化を促進するためのものとして、地方自治体などが管理しているのだ。

 1000人以上入り、2000人にはちょっと届かない。

 そういった施設であり、お綺麗な場所であるのは間違いない。


「東京圏内ならともかく、地方でそんなにお客さん入るの?」

 月子としては三味線の発表会などで、地方のホールで演奏や歌ったことはある。

 ああいうのに似たところで、ライブを行うというのには違和感がある。

「チケットの売れ行きは順調だが、そこはもう俺たちの考える段階じゃなくなってるからな」

 分類がインディーズというだけで、既に実質にはメジャー。

 ここからどう利益を出していくかは、事務所やレコード会社、レーベルの仕事である。

 ノイズの場合は音源は、もう完全に自分たちで行っている。

 そこからの利益も入ってくるが、それよりはライブであろう。


 実際のところ、東京近辺の大き目のライブハウスで、自分たちだけでやった方が、金の動きははっきりと分かる。

 だがここでは稼ぐのではなく、知名度を上げるのが目的だ。

「実際問題、ちゃんと地方では埋まるのか?」

「だ~いじょうぶ、ま~かせて」

 信吾の懸念にも、阿部はしっかりと請け負う。




 卒業してから三ヶ所への遠征までの間に、わずかながら暇が出来た。

 もちろん暇と言うほど、俊は時間を無駄には使わない。

 新曲を作るための、インプットを色々と考える。

 栄二も少し他のヘルプを減らして、こちらで作曲に協力してくれる。

 暁としてもこの時期は、学校の方は一通り終わっている。

 友達が本当に、千歳ぐらいしかいなかった暁は、なんだかんだで最後の一年ほどは、孤高の存在として見られたりしていたのだ。


「やっぱりもうちょっと低い位置で弾く練習した方がいいかな?」

「やめて」

 馬鹿らしい提案をしては、俊に止められたりもしている。

「ストラップ長くした方が映えるんだけどね」

「言いたいことは分かるけど、体格的な限界があるだろ」

 作曲や練習の合間には、こんな馬鹿らしい会話もされたりする。


 暁もなんだかんだ言いながら、低い位置でギターを弾くようにしている。

 だがメンバーの中で一番小さい、153cmという身長と、それにある程度比例する腕の長さはどうにもならない。

 腰の位置で弾くのがロックギタリストだとしても、さすがにそれも限界がある。

 だいたい見た目がいい以外に、低い位置でギターを弾く意味はあるのか。

 見た目がよくなるのは、メタルからの志向であろう。

 しかし暁はもっとハードロック寄りであり、もしくはスタイルだけを言うなら、明らかにオルタナティブでグランジである。

 破れたジーンズにTシャツというスタイル、あるいはそれすら脱いでビキニのトップというのは、ロックではあるのだろうが。


 コンペの曲はもう出したが、あの曲は採用されたとしても、アニメが始まるまでは演奏してはいけない契約になっている。

 またそれとは別に、かなりのキラーチューンを一曲、武道館でお披露目したいのも確かだ。

 俊としてはそのために、色々な音楽をまた聞き直している。

「らせんの曲はやっぱおかしいなあ」

 徳島の曲は本当に、一曲ごとにジャンルが変わったりする。

 どちらかというと量産主義の俊とは、完全にそこが違っている。


 ただ作曲に関しては、二人は似たような手順を取っている。

 とにかくたくさん作っていって、インスピレーションを求める。

 上手いフレーズなどを見つけたら、そこに肉付けをしていく。

 あるいはイントロだけが出来上がる、というところから始めたりもするのだ。

「七月までにあと一曲、練習を考えたら六月の半ばぐらいまでか」

「それだけあれば、なんとかなるんじゃない?」

 作曲能力のある五人が集まって、色々と組み立てていく。

 ただこういう作り方をしていくと、作曲のクレジットをどうすればいいのか、後から困ったことになる。


 俊としてはもっと、巨大な衝撃を受けて、そのインプットをアウトプットに変えたい。

「そうだ月子、KCのコンサート、一緒に行けるように空けておいてくれ」

「へえ、チケット取れたんだ」

「業界内で回ってるもんだけどな」

 岡町経由であるため、ちょっと阿部にも内緒である。

「ツキちゃんの歌声って、そういやKCっぽいよね」

 暁としてはジャンルが、ポップスからR&Bなので、あまりKCには興味がないらしい。

 確かにソロのボーカルなので、バンドとしては参考になるものではない。

 だがボーカリストとしては、月子はライブで聴いておくべきだろう。

「ちーちゃんはいいの?」

「千歳とは方向性が全く違う」

 それが俊の判断であり、このコンサートを聴くというのも、仕事の一つと考えた方がいいのであった。

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