余韻が残るエンディングでした。一人称での語り好きだなと思いました(エンディングの余韻がそう思わせているかもしれません)。バトルシーンの中でも頭のどこかでア・プレイス~、ア・プレイス~が横切っていたので、事件が終わった後、親しげなやりとりにふふっとしてるうちにア・プレイスになって(ア・プレイスが終わって)、わあとなりました。最後の一言は一人称でしか出せない感じがあるとやっぱり思います。
お疲れ様でした。完結おめでとうございます。
作者からの返信
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「居場所とは何か?」
と考える場合、それはハッキリと物理的に座標を示せる the(その)ではなく、もっと曖昧な時間とか人の a(とある)であるのではないか……のような、そうでもないような、そういうお話でした!
異能を倒して旅をする鴉の止まり木の一つ、小鳥と雨をしのいだ場所に虹がかかる。
絵になる終わり方でした!
師匠……ノーブラであんな戦闘機動を……(ごくり)
別れ際に握手、ハグじゃなくておっぱい鷲掴みというのがなんというか、小鳥であるユウのしてやったりというか。
またこの世界観、このキャラたちの話を是非読んでみたいです!
作者からの返信
元々は『ノアの箱舟』の伝説をイメージしたお話でした。
長い雨を箱舟の中で耐え、洪水が全てを洗い流し、その後に虹がかかる。
陸地を見つけ、オリーブの枝をくわえて戻ってきたのは鳩ですが、同時に放った鴉はそのまま戻ってくることはありませんでした。
というわけでこの世界観がどこかでクラウドブレイカーのお話と繋がります。たぶん! がんばります。
異能の設定が凄い
作者からの返信
最後まで読んでいただきありがとうございました。
世界観的に
霊子外骨格や技能移植などの『技術』>イレギュラーの持つ『異能』>物質や生命を超えた『不死』
の階層分けがある中で『不死』に勝る『最強』とは何か? についてのお話でした。