ホシグライ4

 恒星爆発後、キユリ体内にある卵巣内で、卵が急速に発育を始める。

 恒星の爆発はホシグライにとって繁殖開始の合図の一つだ。具体的には、恒星爆発時の衝撃により全身が刺激されるか、一定水準以上の熱エネルギーを身体に蓄積した場合に、卵の発育を起こすホルモンの分泌が始まる。

 卵の発育が始まると、大量の有機物が吸い取られていく。生み出された卵細胞の大きさはたった一ミリであるが、これが一分ごとに倍々に肥大化。十分も立つ頃には一千倍以上の重さへと育つ。もう一分後には二千倍だ。

 しかし問題はない。キユリの体内には恒星が壊れてしまうほどの勢いで奪ったエネルギーと、凝縮された状態で備蓄された水素がある。水素を核融合によりヘリウムへ、ヘリウムを核融合させる事で炭素へと変換。有機物を次々と生み出し、卵の発育を進めていく。

 ここで特筆すべき点は二つ。

 一つは卵の数が一個である事。祖先であるホシホロボシは何千万もの卵を産んでいたのとは真逆の性質だ。有性生殖どころか遺伝子の交叉も起きないのはホシグライも同じ。このため多様性を増やす方法は、突然変異に頼るしかない。しかし突然変異が起きる可能性は低く、たった一個の卵では確実に親と同じ形質の個体が生まれる。また生まれる数が少ないため、どうしても繁殖力は弱い。

 一見して、折角の利点を捨ててしまったように見えるだろう。だが実際には、一体だけ子を産む方が彼女達の生き方には合っていた。具体的にどのようなものであるかは、後ほど語るとしよう。

 なんにせよこの一個の卵が大きく成長していく。大きさが二百メートル近く、成体の五分の一にもなる体長まで細胞数を増やすと、今度は形を変え始める。尾を形成し、頭を作り、腕を生やし……成体に近い身体となる。筋肉量などは成体ほどではないが、脳の大きさはほぼ変わりない。

 そしてこの幼体は、卵の殻で覆われていない。

 つまりホシグライは胎生なのだ。子供を大きく育てるには、殻の中に閉じ込めておくより、腹の中でのびのびと育てた方が好都合である。子を大きく育てるために獲得した形質と言えよう。

 幼体の発育が完了するのに必要な時間は、凡そ三千万時間。

 ヒトの暦に換算すると、一年に満たない程度の日数が必要だ。これだけ長い時間が経てば、滅ぼした文明の知的生命体の生き残り達は全てこの場を後にし、『雲』などに新たな文明圏を築こうと努力を始めている。恒星が失われた今となっては再起も出来ず、現状維持に努めるだけでも精いっぱい。妊娠して身重なキユリを攻撃しようと考える余裕などない。尤も、考えたところで赤外線レーザーを撃ち込まれるだけだが。

 しかし攻撃されず、安静にしていられるのが一番なのは違いない。文明破壊のお陰で安全な発育が可能だ。子が大きく育つほどキユリの身体も膨らんでいく。

 そして体内の子が体長三百メートルまで育ったら、いよいよ出産だ。


【キュプププピィィ……】


 文明との戦いでも呻き一つ漏らさなかったキユリであるが、ここにきて苦悶の声を発する。恒星の爆発さえも耐えた彼女であるが、それは電磁シールドがあったからこそ成し遂げられた。生身の耐久力は有機生命体として決して異常なものではない。大きな幼体を生み出そうとすれば、相応の負荷が身体に掛かる。

 祖先種は、卵が肉を貫くようにして全身から出てきた。しかしこれは卵が小さく、また祖先種の身体自体がそこまで高度化していなかったからこそ出来た事。ホシグライのように大きくて複雑な臓器を持つ身体は、卵が通る過程で傷付くと修復に多くの時間とエネルギーを使わねばならない。また身体に纏った電磁シールドもあるため、外に出る事自体が困難だ。

 こうした事情から、ホシグライの身体には『産道』が存在する。

 産道といっても普段は痕跡があるだけ。卵巣内の幼体がある程度大きくなると、産道形成ホルモンが分泌され、これにより体細胞分裂が促進。産道の形成が行われる。

 この時産道の『穴』が開くのは、身体の背中側だ。ホシグライは宇宙空間に適応したため本来上下左右がない身体であるが、一ヶ所だけ穴を開けるという都合、腹と背だけは非対称となっている。尤も背中といってもこれは解剖学的にそう呼んでいるだけで、腹側に比べて意識が疎かになっている訳ではない。幼体を生み終えたらすぐに閉じるため、普段は意識する事もない。

 キユリの身体にも産道が出来、背中側に穴が開く。いよいよ幼体が外に出る時が来た。

 ホシグライの親子に、ヒトの子のようなへその緒による繋がりはない。また幼体自体、発達した脳のお陰で、ある程度の自意識は持ち合わせている。本能的な衝動ではあるが、自分から外に出ようとする動きを行えた。母親であるキユリが力を込めずとも、子供は自力で産道を通り……


【ピャキャアアアアーッ!】


 産声代わりに、強力な電磁波を撒き散らす。

 ヒトの赤子が産声(医学用語を用いると第一啼泣ていきゅうという)を上げるのは、肺呼吸を行うための動作だ。胎内にいる時は胎盤を通じて呼吸しているが、産まれた後は自力で呼吸しなければならない。泣く動作によって肺を膨らませ、空気呼吸のための下ごしらえを行う。

 ホシグライの産声にも生存上の意味がある。宇宙空間で生きる彼女達は勿論肺呼吸を行っていない。しかし生きるために、電磁シールドや核融合器官の稼働などを行う必要がある。母親の胎内にいる時はエネルギーを分けてもらえたので何もしなくて良かったが、生まれてからは自力で稼働させる必要がある。その稼働が上手くいった証が産声の電磁波なのだ。


【ピキャキャキャ……】


【ピィキャアアアァーッ】


 生まれた我が子に、キユリは四本の腕をそっと伸ばす。鋭い爪がある攻撃的な手であるが、産声を上げた子は既に電磁シールドを展開しているため防御力は低くない。勢いよく引っ掻かない限り幼体が傷付く恐れはないため、キユリは抱き締める事を躊躇わない。

 子を抱いたまま、キユリは宇宙空間を悠々と泳ぐ。

 一見して、子を慈しむ母親らしく見えるだろう。そしてそれだけの慈しみを持ちながら、どうして知的生命体の命を無残に蹂躙出来るのか、疑問を抱いたかも知れない。

 だがその考えには二つの勘違いがある。

 一つは、ホシグライに子に対する愛情は持ち合わせていない事。確かに我が子の事は、ヒトの言葉に訳せば「可愛い」という感情から抱き寄せている。しかしただそれだけの感情だ。ヒトの幼体が人形を可愛いといって抱き寄せ、しかし飽きればそこらに放り捨てる程度の衝動である。

 何故愛を持たないかと言えば、その程度の感情が生存上有利なため。産み落とした子は十分大きく育っており、核融合器官も蓄熱臓器も十分機能するだけ発達している。可能かどうかで言えば、既に独り立ちが可能な状態だ。もう少し大きく育てた方が生存上有利なので子育てをするが、万一の時は何時でも子を『放棄』出来る方が好ましい。よって子離れを阻む深い愛情は好ましくないのである。

 そしてもう一つの勘違い、愛情があるのに何故知的生命体を蹂躙するのかという考えは、そもそも知的生命体は自分達の命に価値があると思い込んでいるだけ。ホシグライから見れば、自分以外の生命体など。むしろ星を喰うという性質上、邪魔者でしかない。他者を慈しむ心がある個体は子孫を残せず、そうでない個体はより多くの子孫を残した。ただそれだけの事だ。


【キャププピアァアア】


【キャピュウゥウ】


 話をキユリ達に戻そう。我が子を抱き締めるキユリは、子供の柔らかな感触に気付くとぎゅっと強く抱き締める。

 電磁シールドがあるとはいえ、表皮は存在している。決して金属のような硬さではなく、多少の弾力はあるのだ。また幼体は表皮が成体よりも厚く、より柔らかで弾力がある感触となっている。ホシグライの成体はこういった感触のものを、ヒトの感覚で言い表すと『可愛い』と感じる性質があった。

 成体に好まれる体質を持つ幼体というのは、生物では珍しい事ではない。例えば地球生命における哺乳綱の幼体は基本的にどれも『可愛い』が、これは偶然ではない。哺乳綱は幼い個体が持つ特徴……頭が大きくて丸みがある、顔の下半分に大きな目がある等……を好む性質がある。そういった性質を持つ幼体はより親の保護を受けやすいため生き残りやすく、また成体も幼体の特徴に対し保護するような本能を持てば世話がしやすく、より多くの子孫を残せる。可愛いというのも、一種の生存戦略なのだ。

 そしてホシグライの場合、強く抱き締める事は単なる保護行為以外の意味も持つ。

 抱き締める事で表皮が強く密着。すると表皮細胞が僅かに開き、親と子が『接合』する。

 そしてくっついた表皮は『道』を作り、そこに熱エネルギーと水素を流し込む。

 子供を育てるための『栄養』を送っているのだ。哺乳綱で言うところの授乳行為である。このような行為が必要な理由は、幼体が誕生した時には大抵餌場である恒星は爆発し、跡形も残っていないため。厳密には星系中に水素やエネルギーは散った状態だが、これを掻き集めるのは労力が大きく、得られるエネルギーよりも消費分の方が大きい。母親が恒星から吸い尽くしたエネルギーと質量を分け与える方が効率的なのだ。

 幼体はもらったエネルギーを元手にし、水素を核融合させて有機物を作り出す。その有機物で身体を成長させ、更に大きく育つ。十分な栄養を得て満腹になると身体がパンパンに張り、柔らかさを失う事で成体は興味をなくして幼体を手放す。親子の結合状態はあまり強いものではなく、抱き締めるのを止めればすぐに分離する。


【ピッキュプゥー】


 ゲップのように、幼体は代謝によって生じた余剰電磁波を放出。宇宙空間でくるりと身を翻し、親であるキユリの傍へと向かう。

 キユリはそんな我が子を邪険にはしない。柔らかくなくなったので手放したが、嫌いという訳ではないのだ。傍を泳ぐだけなら邪険にはしない。

 それに幼体が『可愛くなくなった』のは、満腹により身体が張った影響だ。幼体は分け与えてもらったエネルギーを消費しながら成長するため、そのうちまた空腹、つまり身体の柔らかさを取り戻す。空腹になった幼体は成体に擦り寄り、柔らかな表皮を当てて、保護意欲を掻き立てる。

 そうして成体はまた我が子を抱き締め、栄養源とエネルギーを渡す。この一連の流れが繰り返され、子育てが続けられるのだ。

 また、ホシグライの育児はただ食べ物を与えるだけではない。


【ピキャキュウゥーイ。キュイィー】


 キユリが大きな声で鳴きながら、幼体を呼び寄せる。

 親に呼ばれると素直に近寄るのも、ホシグライの生態の一つ。幼体はキユリの下に近付く。

 ある程度幼体が近付いてくると、キユリは全身の筋肉を激しく伸縮させる。過剰な筋運動は多量の電磁波(正確には電流)を生むが、すぐにはそれを放出せず、電気の形で体内を循環させる事で溜め込み……


【ピッキャアアアアアアアアアアッ!】


 ある程度溜めたところで一気に放出。強力な電磁波を星系全体に撒き散らした。

 電磁波攻撃だ。まともに受ければ、高度な星系規模文明の機械でも壊れてしまうほどの一撃。しかし此度キユリは、攻撃のつもりで電磁波を放ったのではない。

 傍にいる我が子に、この攻撃を見せ付けるためである。

 キユリは何故我が子に攻撃を見せたのか。その理由は『自慢』のため。ホシグライは派手好きな性格をしており、しかも大きく発達した脳は知能と共に自己顕示欲も増大している。未熟でか弱い幼体に「どうだ私は凄いだろ」と思わせたくなったのである。

 一見して、無駄な行為に思えるかも知れない。ましてや強い自己顕示欲は、ヒト文明では問題を起こす事が多いため、その衝動から生じた行動に合理的な価値を見出したくないとも思うだろう。だが、自己顕示欲もまた生存上必要だから発達した衝動だ。ヒトにとってもそうである(優れた能力のアピールは繁殖相手を獲得する上で有利である)のと同じように、ホシグライもまた自己顕示欲が生存で役立つ。

 具体的には、我が子を強く育てるために重要だ。


【ピキュ、ピキューッ!】


 キユリが電磁波攻撃するところを見ると、幼体はその行動を真似した。

 真似といっても、身体から何時もより強い電磁波を出しただけ。しかもキユリと違い、激しい筋収縮をしておらず、生み出した電磁波を体内で循環させる事もしていない。要するにちょっと力んで大声を出した、程度のものでしかない。

 身体は小さくともエネルギー自体は多量にあるので、ヒト文明程度なら麻痺させる程度の電磁波は出たが……体格差を差し引いても、成体と比べて弱過ぎる。

 何故上手く電磁波攻撃が出来なかったのか。それはこの攻撃が、本能的に出来る生態ではなく、ある程度コツが必要な『技』だからだ。体内に電磁波を循環させるには、金属を多く含む体内の筋細胞の一部を連結させ、電気を流動させる事で力を溜め込む……これは本能的に行っているのではなく、キユリがこれまでの生涯で努力して身に付けたもの。いきなり出来るものではない。


【ピキャキャキャキャ!】


 出来るものではないが、自己顕示欲が強いホシグライは我が子だろうと小馬鹿にする事を躊躇わない。可愛いから抱き寄せるだけで、愛情など持ち合わせていないのだ。

 しかし自己顕示欲があるのは成体だけではない。幼体の脳も大きく発達しており、成体と同じく強い自己顕示欲を持つ。小馬鹿にされるのは我慢ならない。

 一泡吹かせてやる。

 ヒトの言葉に訳せばそんな意識を、幼体は強く抱く。そしてこれを実現させるため、幼体は何度も何度も電磁波を放つ……『練習』を行う。

 つまり、技習得のための自主練だ。

 これがホシグライが行うもう一つの育児、技の伝授である。自己顕示欲の強い彼女達は、自分が持つ技を子に見せ付ける。見せられた子は真似をしてみるが、上手くいかないので馬鹿にされ、同じく強い自己顕示欲に突き動かされて練習。結果として技を習得するのだ。

 技の習得は、ホシグライにとって極めて重要な生態である。

 単為生殖故に変異が殆ど起こらず、繁殖数も頻度も少ない彼女達は進化が遅い。肉体的には何億年経っても変化しない可能性が高いのだ。このため本能的に行える攻撃技を新たに会得するには、数十億年単位の時間が必要である。

 しかし技術としての技は、数年程度のごく短い時間で臨機応変に変化させる事が可能だ。こちらは身体の構造ではなく、使い方を変えれば良いのだから。今し方披露した電磁波を放出するキユリの技も、例えばより集束させて威力を高めたり、可視光に変換して目潰しに使ったり……ただ電磁波を出すだけでもバリエーションは豊か。遺伝子の変化を待たず、何種類も新たな能力を習得出来る。

 ヒトが技(科学技術も継承・発展するという意味では同じものだ)によって繁栄したのと同じように、ホシグライも技を使う事で肉体以上の能力を会得、繁栄してきたのだ。自己顕示欲はこの技習得をスムーズに進めるための『気質』である。見せ付けるのを好み、馬鹿にされるのを嫌う性格が、技を身に付けるのに一番向いていたのだ。

 幼体はしばし自主練に励み、技を習得していく。一つの技を完璧に覚えたら、成体は自己顕示欲に従い新たな技を見せる。そうやって、親から子に技は引き継がれていく。

 ……とはいえ技の習得は、ヒト以上の知能を持つホシグライでも簡単な事ではない。また何度も技を放てばそれだけエネルギーも消費する。


【ピキュキュウゥー】


 何度か電磁波を放ったところで、キユリの子はキユリに擦り寄ってきた。お腹が空いたのだ。エネルギーが不足して柔らかくなった表皮に『可愛さ』を感じ、キユリは強く抱き締める。

 授乳と教育。この二つを交互に行いながら、ホシグライは子を育てていく。

 しかし当然ながら、何時までも育て続ける訳ではない。何時か子は親の下を離れ、独り立ちしていく。単独生活を行うホシグライの生態上、それは必然の結末だ。

 では一体何時まで子を育てるのか。その期間を左右する要素は三つある。

 一つは成体の気分という名の個体差。幼体を誕生時よりも大きく育てる気質……例えば幼体の表皮が成長により多少硬くなっても、『可愛い』と感じる個体なら、何時までも我が子を抱き寄せようとする。結果として多くの栄養が渡され、長い育児期間となる。逆に少しでも表皮が硬くなれば気に入らない気質なら、数回の抱き寄せで子を放棄してしまう。

 二つ目の要因は、餌とした恒星でどれだけのエネルギーを得られたか。ホシグライは幼体を可愛がっているが、所詮は一過性の気分だ。空腹となり、次の恒星を目指すため動き出した時、我が子を連れていく事はしない。自分勝手にその場を後にし、子を置いていってしまう。置いていかれた事を理解した子も、親に愛着はないため、親個体がいなくなれば勝手に独り立ちする。

 そして三つ目は親が持つ全ての技を習得した時。技を全て覚えられては、もう自己顕示欲を満たせない。いくら可愛い子相手でも自己顕示欲が満たせないと不満が溜まっていき、次の自己顕示欲を満たせる対象、即ち新たな子を生みたくなる。こうなると育児は終わりだ。

 親の気まぐれ一つで、子育て期間が変わる。

 いい加減な子育てに見えるかも知れないが、視点を変えれば環境に合わせて臨機応変に育て方を変化させられるとも言える。子育ての方法が本能により完全に組み込まれている生物では、こういった応用力はあまりない。また幼体は誕生時点で単独生活を行うのに最低限必要な能力は兼ね備えているので、どの段階で子育てを止めても子の生存自体は可能だ。独り立ちさせても問題はない。

 一つ確かな事が言えるとすれば、可愛さを感じている間は大事に育てるという事。この親子も、彼女達なりの関係をしばし続け、やがて子の独り立ちが起きるだろう。キユリもまたそうやって育ってきたように。

 そして星を喰らう悪魔が、また一体宇宙に増える事となるのだ。

 あくまで、何事もなければ、という前置きは必要だが……

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