第1章 暴走少女 14

 とまぁ、疑われるのも仕方がない。


 彼女、アンプちゃんの本音のところは、


 ~~~以下回想~~~


「ところで、アンプちゃんってカナリアさんにかなり気に入られてるよね」

「いやぁ、そうなんスけど・・・」

「ん?怪訝な顔だね?」

「あの人、すぐ抱き着いてくるし、子供扱いしてくるしで、結構困ってるんスよね~。ウチは成人女性だっつーの!」

「あぁ、まぁ彼女は女性からしたら大きい方だもんなぁ」

「そうそう、大きいと言えばあのおっ〇い!抱き着かれたときに、ちょうど顔ら辺にあって苦しいし、熱いんスよ!ウチ、熱いの苦手」

「うらやましい限りだな」

「あと、めちゃくちゃ世話焼いてくるからオカンみたいでス」

「それは聞かなかったことにする」


 ~~~回想終了~~~


 こんな感じで、相互の性格が見事にミスマッチが起こっている。お互いのためにも言わない方がいいだろう。

 ただし、二人とも仕事となれば話は別なのでプライベート以外はウマが合っていたりする。

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