第17話 ウルダ(17)

老婆が連れて行った場所は市場というよりも、個人の店のような場所だった。先ほど買い物した場所と違った、とジャンは思いながら、おとなしく老婆に付いて行くことにした。老婆は人気がない場所へ連れて行って、ずらりと並んだ建物が見えて来た。昼間なのに、ここまで人がいないとなると、やはり戦争で人々が逃げたのかもしれない。あるいは建物中で隠れている、という可能性もある、とジャンは思った。老婆が一角にある店に入ると、ジャンも素直にその店に入った。


けれど、ズボンなんて置いている様子がない。どちらかというと、かなり前から放置されたような店だった。鍋や調理器具の商品がまだいくつか残ったものの、ホコリを被っている。


「おばあさん、ズボンは?」


ジャンが聞くと、老婆は振り向いて、微笑んだ。


「どうやらお店の人がどこかに行ってしまいましたね」


老婆はそう言いながら、ジャンに近づいた。


「おばあさんがズボンを買ってあげようか?」

「お金は?」

「あなたのお金で」


老婆がそう言うと、ジャンは首を振った。


「自分で選んで、自分で払います」


ジャンが言うと、老婆はますます近づいて、手を挙げようとした。けれど、ジャンも後ろに下がって、距離を取った。


「良いから、財布をよこしなさい」

「ダメだよ、おばあさん」


ジャンはまた後ろに下がった。


「お兄さんたちは許すと思いますか?」

「おまえの兄さんたちは、もう我々の手に落ちたんだ」

「我々って誰?」


ジャンはまた後ろへ下がった。


「タックス王国だ」


老婆が手を伸ばして、ジャンを捕まえようとしたけれど、ジャンは素早く回避した。


「じゃ、お兄さんは今タックス王国にいるのですか?」

「は!生意気に・・!」


ジャンはまた素早く動いて、老婆から目を離さなかった。


「ねぇ、おばあさん、教えて。サヒム兄さんは、どこにいますか?」

「む!」


ジャンが動きながら聞くと、老婆が足を止めて、息を整えた。


「はぁ、はぁ、おまえは、何者だ?」

「うーん、逆に聞くけど、おばあさんは何者ですか?教えて、おばあさん」


ジャンが逆に聞くと、老婆はジャンを睨んだ。そして、彼女は床に落ちている棒を取って、ジャンに叩こうとした。


けれど、ジャンはその攻撃を回避して、笑った。


「もうやめてよ、おばあさん」


ジャンが言うと、老婆は息があがって、苦しそうになった。


「もう良いよ。おばあさんは何者でも構いません。でも、サヒム兄さんはどこにいるのか、教えて」

「生意気な子ども・・」

「そう?」


ジャンはにっこりと笑って、素早くシャムシールを抜いた。


「教えないと、死んじゃうかもしれませんよ?」

「・・・」


ジャンがシャムシールを老婆のおなかに押しつけた。血がにじみ出ると、老婆の顔が真っ青になった。


「ぼ、坊や、危ないよ?」

「はい、危ないです」


ジャンは顔色を変えずに答えた。


「だから教えて、サヒム兄さんはどこにいますか?」

「私は嘘つくかもしれないよ?」

「そう?」


ジャンは首を傾げた。


「なら、おばあさんを殺すしかありませんね」


ジャンはシャムシールを少し強く押すと、老婆は震えてしまった。


抜くと、出血してしまいそうだ、と老婆は思った。


「おまえは、本当に、何者だ?」

「サヒム兄さんの弟です」


ジャンは答えた。


「だから教えて、どこにいるか。このまま話を延ばそうとしたら、本当に刺します」


ジャンは老婆に笑みを見せた。


「だから教えて・・」


老婆は突然持っている棒でジャンの手を払おうとした。けれど、逆効果だった。ジャンは反射的にその棒の攻撃を防ごうとしたけれど、そのまま老婆のおなかを切ってしまった。老婆は倒れて、息苦しそうになった。


「だから、おとなしくすれば良いのに・・」


ジャンはしゃがんで、老婆を見ている。老婆は苦しそうにジャンを見上げている。


「おばあさん、本当のことを言ったら、助けても良いけど・・、だから嘘をやめて欲しいです」


ジャンが言うと、老婆は彼を見て、複雑な気持ちになった。


「おまえは、いつから私が・・」

「うーん、実はおばあさんを最初から疑っています。誰もいないところで宿屋をやってて、十分怪しかったですよ。宿なのに、部屋にホコリがたまって、寝台もあまりきれいだとはいえません。そしてサヒム兄さんの行方が知らないというときに、不自然に否定しましたね」

「・・はぁ?」

「うーん、他にもいくつかおばあさんの行動が怪しいと思ったけど、・・うーん、でも一番決定的だったのは、あの毒だらけのお昼ご飯でした。一緒に食べようと言ったのに、おばあさんは全然食べなかったでしょう?」


ジャンが言うと、老婆の震えが強くなった。


「毒が猛毒じゃなさそうなので、私を殺すことが目的じゃないでしょう?多分、私を眠らせて、奴隷商人に売ることを考えているのかな?こんなに肌が明るい子どもだから、きっと高値で売れると思っているでしょう?」


ジャンが言うと、老婆の顔色がますます悪くなった。


「なぜ、毒と・・」

「毒と分かったって?それは簡単だよ」


ジャンはポーチから投げナイフを出して、老婆の鼻の近くに付けた。


「ほら、このような甘いにおいだからだよ?」


ジャンがにっこりと言うと、老婆はいきなり苦しそうにジタバタした。ジャンはナイフを再びポーチに入れて、苦しそうな老婆を見ている。


「最後に聞くけど、おばあさんは私にサヒム兄さんの居場所を言う気がありませんか?」

「・・エスカヴェレス・アヌト・ザフィア・・」


老婆が言うと、ジャンは首を傾げた。そして無言でそのままぐったりとした老婆を見ている。


「仕方ない」


ジャンは立ち上がって、その店を調べた。どうやらこの建物は長く放置されていて、恐らくタックス王国がこの村を征服する前にもうすでに無人だっただろう、とジャンは思った。そして彼は戻って、ポケットから小さな瓶を出して、老婆の体の上に振りかけた。ジャンは瓶を閉めて、またポケットに入れた。その瓶はジャヒールからもらって、たき火を作るための着火剤だ。空気に触れると、勝手に着火して、とても便利な物だ。


ジャンは周囲を見て、もう息がない老婆を見て、驚いた。


本当に微笑んで、死んだ。


だからこの毒が「女神の微笑み」と言われているのか、とジャンはその名前に納得しながら、外へ出て行った。外はやはり誰もいない。ジャンは扉を閉めて、そのままその場所から遠ざけた。しばらくすると、老婆の遺体から炎が出て、そのまま大きくなって、建物ごとを呑み込んだ。


ジャンは後ろを振り向いて、上がった炎を見て、再び市場に向かった。元気のない人々が見えて、ほとんど老人ばかりだ。火事が起きてもさほどパニックにもならない。


「あの・・」


ジャンは串焼き屋の前に立って、その串焼きを売っている老人に尋ねた。見たところで、もう数日間も焼き直した串焼きで、所々黒く焦げている。


「なんだい?」


老人は小さな客を見て、微笑んだ。けれど、老人の目にはとても深い悲しみが映った。


「1つ下さい。いくらですか?」

「30ダリだよ」

「はい」


ジャンはポケットからお金を出して、その老人に渡した。老人はお金を受け取って、少しマシな串焼きを選んで、ジャンに渡した。


「ありがとう、おじいさん」


ジャンが受け取ると、老人は不思議な目で彼を見ている。


「一人かい?」

「はい」

「お父さんやお兄さんは?」

「お兄さんはいるけど、どこかへ行ったみたいです」

「旅人か?」

「はい。わ!美味しい・・」


ジャンは店の近くに座って、串焼きを食べている。


「この村はなぜこんなに寂しいのですか?」


ジャンが食べながら聞くと、老人はため息ついた。


「つい最近まで賑やかな村だよ」

「そうですか」


ジャンは食べながら、周囲を見ている。


「お兄さんが戻ってきたら、すぐにこの村から出なさい」

「どうしてですか?」

「タックス軍に捕まってしまうんだ」

「タックス軍はもうこの村にいるの?」

「いるとも」

「多いの?」

「多かった」

「多かった?」

「村人を捕まえてから、他の部隊が南へ移動したんだ」


老人はジャンの隣に座って、水筒から水を飲んだ。


「この村に残ったタックス軍はどこにいるの?」


ジャンが聞くと、老人はその市場から見えた建物を指で示した。


「あそこに見える高い建物があるだろう?」

「あの三角の屋根の建物ですか?」

「そうだ」


老人はうなずいた。


「その建物は今軍の物でね、軍人がたくさんいる。村人のほとんどはその近くにある広場で囚われている」


老人がそう言いながら、周囲を見ている。


「その軍人さんたちに聞けば、お兄さんの居場所を教えてくれるかな」

「兄さんを探しているのか?」

「はい。なかなか帰らないから、何をしているか、心配になりました」


ジャンがいうと、老人は気の毒にジャンを見ている。


「良いか?あそこに近づいてはいけない。絶対にだ」

「どうして?」

「捕まって、奴隷にされるからだ」

「じゃ、おじいさんの家族も軍人さんたちに囚われているの?」


ジャンが聞くと、老人は答えなかった。ただ彼の目から涙が流れている。


「ほとんどの村人はその広場にいるんだ。逃げないように、手と足が縛られる人も多数いる」

「じゃ、どうしておじいさんだけを残していたの?向こうにいるのもおばあさんとおじいさんばかりですが・・」

「私はもう年寄りだから、奴隷として売れない。が、息子や孫たちはまだ若いから・・うう、クソ!どうしたら良いんだ」


老人が泣き始めると、ジャンは串焼きを食べて終わらせて、立ち上がった。


「息子さんと孫さんたちに心配?」

「当たり前だ。くっそ、本当に、本当に無事にいてくれ・・」


老人は即答した。


「いつごろ彼らがタックス王国に送られるの?」

「明日・・」


老人はまた泣いた。ジャンはその老人を見て、無言で手をにぎってから、去った。


ジャンはしばらく歩いてから宿へ戻った。もう誰もいないその宿に、老婆がいた部屋に入った。大した物がない、と少し物色したあと、ジャンは考え込んだ。そしてまた屋根の上に登った。


ジャンは周囲を見ながら、考え込んだ。


この村がすでにタックス王国に落ちたとなると、捕まった人々は奴隷として売られてしまう可能性が大きい。


そしてあの老婆は恐らく敵の手先だ。老婆がタックス語ができるから、敵のスパイであることもあり得る。しかし、ジャンが起こした火事で、あの老婆の体の損傷がひどくなるだろう。よって、身元が判明するまで時間がかかるだろう、とジャンは思った。


しかし、やはりいろいろと面倒だ、とジャンは思った。第一、彼は読み書きができない。そしてタックス語もできない。


あの老婆が死に間際に言った言葉、「エスカヴェレス・アヌト・ザフィア」はどういう意味なのか、とジャンはまたため息ついた。


老婆を生かせれば、情報を手に入れるかもしれない。けれど、その確信がない、とジャンは思った。老婆が嘘ついてしまうかもしれない。だから、ジャンはそこまでリスクを冒したくなかった。


仕方ない、とジャンは考えを改めた。彼は暗くなった空を見て、そのまま闇に紛れて移動し始めた。向かった先は村人が収納された場所だ。


グサッ


一人の兵士がそのまま倒れて、絶命した。ジャンはその兵士に近づいて、ナイフを取って、再びポーチに入れた。そして兵士から鍵を取って、広場で繋がっている人々を見ている。自分と変わらない子どももいる。どうやら男と子どもだけがこの場所にいる。


「おじさん、聞いても良い?」


ジャンは小さな声で言うと、その村人がうなずいた。なぜなら、彼はジャンの手にある鍵を気づいたからだ。


「開けてくれ。何だって教えてやるから」

「良いけど、一つだけ教えて。サヒムという人はどこにいるか、分かる?」


ジャンがそう聞きながら男性の手の鎖を外した。


「サヒム? 知らない。おい、誰かサヒムという人を知っているか?」


彼が周囲に聞くと、ジャンは無言でその男性を見て、鍵を渡した。すると、彼らは次々と仲間を解放し始めた。


「サヒムなら知っているよ」


一人の男性が言った。


「おまえはサヒムの何?子どもか?」

「弟です」

「そうか」


彼は解放された手を触れて、手を伸ばした。


「彼はあの鳥小屋に入れられたんだ。見せしめのために、明日八つ裂きにするってさ」


男性が鳥小屋を示すと、ジャンは首を傾げた。


「なんで?」

「子どもを助けたからだ」

「子どもか・・。その子どもは無事ですか?」

「無事だ。けど、別の意味で災難かもしれない。明日、子どもたちも奴隷としてタックスに送られるんだ」

「ふむ」


その男性がそう言ったけれど、サヒムはただの間抜け、ということもあり得る、とジャンは思った。


「ありがとうございます!おじさん、ご無事で!」

「おまえも、無事でね!そして、鍵ありがとうよ、坊や!」


ジャンは頭を下げてから、走った。その鳥小屋の近くに行くと、数人の兵士らがいる。けれど、ジャンは容赦しなかった。彼が投げたナイフで、あっという間に彼らが絶命した。


ジャンが鳥小屋の中に覗くと、一人の男性が手と足を縛られて、横になっている感じだった。大きな声を発することができないように、口も塞がれた。ジャンはその男性の鼻を触れて、生暖かい息が分かった。そして口を塞ぐ布を外すと、男性は目を開けた。


「あなたはサヒムさん?」

「誰だ、おまえ・・?」

「答えてください」


ジャンが言うと、男性は鋭い目で彼を見ている。


「ああ、俺はサヒムだ」

「サヒムなに?」

「・・・」

「答えてください」

「サヒム・タレークだ」


男性が言うと、ジャンは微笑んだ。


「じゃ、お兄さんを助けるね」


ジャンが手に入れた鍵でサヒムの手と足の鎖を外した。サヒムは座って、体中に付着している鳥の糞を払った。


「サヒム兄さんは立てますか?」

「立てるけどさ、兄さんって、おまえは誰だ?」

「サヒム兄さんの弟です」

「弟?サバッダか?」

「違います」


ジャンは首を振った。


「私は父さんの命令でここに来ました。サバッダ兄さんと一緒に」

「サバッダは今どこだ?」

「分かりません」


ジャンは鳥小屋から出て、混乱し始めたその場所から走って逃げて、高い屋根へ目指して飛び込んだ。サヒムもジャンの隣で走って、チラッと見ながら屋根に素早く登った。


「父さんは再婚したのか?」

「分かりません」


ジャンは首を振った。


「じゃ、なんで?」

「うーん、私だって知りたいです」


ジャンはそう答えながら、周囲を見ている。怒り心頭の村の男たちは建物の中から出てくる敵部隊を襲い様子が見えた。また別の建物から炎が上がって、周りを緊迫した様子に包まれている。


そのような状況なのに、サヒムは未だに信じられない様子で目の前にいる小さな子どもを見ている。


「おまえは何歳だ?」

「4歳です」

「・・・」


サヒムは瞬いた。


「サバッダは今何歳だろう?」

「うーん、聞いた話だと、16歳です」

「もうそのぐらいになったのか」


サヒムは瞬いた。どれほど家に帰らなかったのか、想像が付く、とジャンはサヒムの様子を見て、そう思った。


「おまえの名前は?」

「ジャンです」

「ジャン。ジャン・タレーク?」

「はい。私はタレーク家の七男です」


ジャンはうなずいた。下へ見ると、村の男らは兵士らを襲う様子が見えた。兵士らが抵抗しようとしたけれど、数が多い村人の方が有利だ。


「兄さんは何で捕まったのですか?」

「殴られた子どもをかばったんだ」

「ふむふむ」

「その直後、相手を殴って、殺しちまった」

「なるほど」


ジャンはうなずいた。


「じゃ、ここから離れましょう」

「あいつらをなんとかしないと・・」

「無理だよ、兄さん」


ジャンは呆れた様子でサヒムを見ている。


「私たちは二人だけだよ?その大量の軍隊を相手にするなんて、無理です」

「だが、俺が行く」

「ダメですよ」


ジャンは首を振った。


「父さんは私に三つの命令を下しました。一つ、お兄さんの行方を探ることです。二つ、お兄さんを解放することです。三つ、マグラフ村まで連れて帰ります。できなければ、お兄さんを殺さなければなりません」


ジャンが言うと、サヒムの顔が険しくなった。


「最後の命令を実行するのか?」

「必要ならば、やります」

「俺に勝てるとでも思うのか?」

「敵に易々と捕まったお兄さんには、勝てると思います」


ジャンが言うと、サヒムはため息ついた。長年自分が家を出て、あちらこちらで冒険しているけれど、暗殺技術には自信がある。けれど、やはり目の前にいるこの小さな子どもは異常だ、とサヒムは思った。


4歳児が自分に勝てると宣言された。心のどこかで痛感を感じた、とサヒムは思った。


「なんだ、無事だったのか?」


人の声がすると、二人は振り向いた。そこにサラムがいる。


「サラム兄さん!」

「よ、ジャン!」


サラムはジャンの頭をなでて、懐から袋を出した。


「俺の食べ残しだけど、こんな物でよければ、残りはきみが食べても良いよ」

「ありがとうございます」


ジャンは嬉しそうにその袋を受け取った。


「サヒム、おまえは無事なら、ジャンと一緒にここから離れろ。命令だ!」


サラムが言うと、サヒムはうなずいた。久しぶりに出合った兄弟なのに、感動するどころか、とても緊張している、とサヒムは思った。


「ジャン、サバッダは?」

「(もぐもぐ)分かりません」


ジャンはサラムがあげたパンを食べながら答えた。


「サバッダの奴、どこに行ってやがった・・」


サラムは合図を出しながらそう言うと、複数の男性らが現れた。サラムの手が前に示すと、その男性らが素早く動いた。


「というわけだ、ジャン。おまえらは安全な場所へ移動しなさい」

「はい」

「またな」

「ご無事で」

「ああ」


サラムは微笑んでから、素早く移動した。その様子を見たサヒムはただ瞬いて、パンを食べているジャンを見ている。


「パン食べ終わったら、移動しようか、ジャン」

「はい!」


ジャンはうなずいて、またパンを頬張った。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る