コメント失礼します。
奇抜な世界観に引き込まれました。
お祖父さんのピザというのが何かの比喩ではなく、ペパロニもチーズもトッピングされたごく普通のものであることに、いい意味で混乱しました。
カニバリズムと思うとゾッとしますが、儀式的な意味合いを思うと、これは不謹慎や野蛮な行為ではないのだと感じさせられました。
切ってくれる人がいる、食べてくれる人がいる、そして、そうやってしてくれた生者の記憶に残り、血肉となる。
シュールで、どこか不穏を感じる描写ながらも、興味深く味わい深く、最後には胸にドラマの残る作品でした。
読ませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
面白く読んでいただけてありがたいです。
カニバリズム的な「ピザ葬」ですが、食人の残酷さを引いてユーモアを足しつつ、死者を悼む内容としてまとめることができたのかなぁと自分でも思います。
筏九命さま、はじめまして。「不条理の里」へのご寄稿、有難うございました!
皆さん、この作品の文学性に胡麻化されていますが、友未はやっぱり気味が悪かった!こんなピザ、よう食べん!これほどグロテスクな主題が純文学でしれっと処理されて行くアンバランスなもっともらしさに、底知れない不安と面白さを覚えました。簡単ですが11月10日ごろUP予定の「ストックブック」の「不条理の里」でご紹介させて頂きます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
また、個人企画の場を設けていただきありがとうございました。ストックブックでの紹介も大変嬉しいです。
正面から「気味が悪い」と言っていただけたのも若干安心しています。(異常な光景という認識はあるので)ツッコんでほしいところにツッコミがいかない現象が好きなので、そういう不気味さが出ているならばありがたいです。