◆便りなし/元気のアカシ/通知ナシ/滲むパレット/色落ちしたの
便りなし
元気のアカシ
通知ナシ
滲むパレット
色落ちしたの
________________
「冬から連絡は?」
「ないね。バイトが忙しいって前は言っていたよ。この前、アレンジはお願いしたから、それはもうちょっと待ってと言われたけど」
「バイトなんかしなくても、復帰したら良いのに……」
「そう思うのなら、朱音から言えば良いのに」
「でも……」
「あのね、僕一人が言ってもダメなことは分かっているでしょ? 四人でって言うのなら、みんなで声を合わせないと。朱音は、何を迷っているのさ?」
「……私、ふーに嫌われてるから――」
「分からないよ。そこも含めて、自分達で向き合うしかないじゃん。僕だって、結局、冬と喧嘩になったけどね。朱音が、どうしたいかじゃないの?」
「うん……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます