膝の上/その横顔が/柔らかく/眺めながらの/猫の一押し
膝の上
その横顔が
柔らかく
眺めながらの
猫の一押し
________________
「どうしたって顔してるね?」
冬希自身、苦笑している。冬希は苦笑しながら、今日のことをポツポツと話し出す。これもまた彼の日課だ。今日のことを簡単に俺に伝えてくる。俺はそれに薄い反応で返すのだが、コイツはそれで満足らしい。
ただ、ココ2日は、冬希からしてみてもかなり濃密だったようだ。
話しの9割が、彼女の話しで。
***
だけれど、って思う。
彼女との出会いは、相棒にとってなかなか良かったんじゃないだろうか。俺は目を細めながら、相棒の言葉に耳を傾けていた。
「おあー」
猫が鳴く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます