第65話

「ていうわけでさあ、防衛はどんな感じになりそう?」


「なんかチームが1個攻めてきたからお帰りいただいた。」


かわいそうに。

初っ端から俺らと当たるなんて運が悪かったんだろうな。


「で、楽にできそう?」


「うーん、それがね、案外きつい、かな。パーティーって割と何人でもいいから数で責められるとかなりまずい。前回ほど地形も良くないし、手数もないし、黒羽もいないし。」


「けど、俺がそっちいっちゃったら攻める人が居なくなるからなー。そうだ。どっかと組む?近くに3位のパーティーとかいたけど。」


「うん、そうする?まあいいんじゃない?近くにいるんだったら近くの見張りとかもできるし、結構楽になるんじゃない?」


「それありかもね。そうするか。」

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