第66話

というわけで3位のパーティーまで行く。


うわ、でかいなー。


かなり人数がいるっぽいぞ。


「あのさー。平読って人いる?」


なんかめっちゃ警戒されて武器を向けられてるので話しかけてみる。


「あのさあ、こういうわけで組まない?と思ったけどまあ人数かなりいるし大丈夫そうか。」


「ちょっとごめんね、一瞬澪夢と話をさせてくれるとありがたい。」


「どうぞどうぞ。」


少し待つ。


敵陣で待つのってどうにも落ち着かないなー。


「ごめんね待たせて。やっぱり組もうってことになったよ。強い人がいて悪いことは無いしね。じゃあまあ、見回りを分担するって感じをかな?」


「それでどうかと。」


「じゃあ決まり次第送るよ。」


俺は陣地に戻っていく。


裏で平読たちが、裏切ればポイントがかなり手に入ると言っていたことなど露知らずに。

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