2章の終わりまで読んでの感想です。
友達も、彼女も、部活仲間もいて、充実した中学校生活を送っていたはずの主人公ですが、ある時、自分が信じていたものの全てが間違っていたことを知ります。本当は、彼の味方なんて、誰もいなかったんです。
そして絶望したまま眠りについた主人公が、ふと気がつくと、そこは自分の部屋ではなく、別の、どこかで見たことがある風景でした——。
この物語は裏切りから始まります。どん底に落ちた時に、そのまま呑まれるか、真実を受け止めて這い上がるのかは、人によって大きく分かれると思います。
主人公は傷つきながらも、自分の悪い部分を見つめ直そうとしていて、そんな主人公を、応援したくなりました。
そして、主人公のピンチに駆けつけた謎の男や、魔法が使える世界での、主人公の力など、この先の展開がとても気になります。
異世界や、バトル、成長物語が好きな方におすすめです。ぜひ読んでみてください!