433日目 校正会にご用心
こんばんは、レンズマンです。
文章編集講座の校正会に参加してきました。
先月末に提出した編集講座の課題。今回の校正会は、その提出物を参加者同士で見せ合って意見交流をするのが目的です。
自分の書いたものに対する意見なんていくらでも欲しい。そう思って当日を楽しみにしていましたが、よくよく考えれば僕も意見を出さなくてはならない。そのためには、人の文章を事前に読まなくてはならないのでは!?当日の朝になって、慌てて他参加者の提出物に目を通しました。
朝食を取りながら寝惚けた頭で文章を読んでいく。頭の体操にはもってこいでしたが、並んだ提出物の共有リンクの中にYouTubeのアドレスが混ざっていた事に気が付きませんでした。何気なく開いてみたら、スマホから雪を踏みしめる足音、川のせせらぎが鳴り響きます。なんと、文章編集講座の提出物に、音楽表現を持ち込んだ猛者が居たのです!
これはミュージックコンクレートというジャンルで、自然界や日常生活の音を収集し、編集することで作られた音楽作品らしいです。ほええ、初めて聞きました。確かにテーマは地元の好きなところ。こんな手法があったとは驚きです。これも文章編集、記事作成の一環……なのか?ちょっと不思議に思いながらも、自然の音でリズムを刻む独特な音楽が心地よくて、朝の準備は捗りました。
インパクトがあったのは音楽表現ですが、皆さんの記事はどれも素晴らしかったです。文章って書き手の個性がとてもよく出ていて、思想や趣味がとてもよく反映されています。特に今回は題材を自分で決めなくてはならず、タイトルから個性が良く出ていました。その人の癖が見えたり、逆に人柄からは想像できない意外な題材や文章が飛び出てきたりもします。いやほんと、人の文章って面白いですよね。いっつも自分の日記の誤字を探して読み返してばかりいるから、とても楽しかったです。
当然、僕の記事も読んでもらいました。自分では(そこそこ)気に入っている文章が人の目にどう映るのか。皆さん、真剣に読んでくれています。
……。……。…………。
うわあああっ!た、耐えられない。いつでも人に文章を読んで欲しいと思っているけれど、いざ目の前で読まれている時間を待つのは、は、恥ずかしすぎる。緊張して叫びたくなる衝動に必死に耐えていました。うぎーっ!でも、おかげで気になっていた部分や盲点だった指摘をたくさんもらえて良かったです。
他人の考えを受け入れるために、相手が何を言っているのか理解する。相手に意見を伝えるために、自分の語彙を工夫する。意見交換はとても良いコミュニケーションの練習になりました。一人で日記を書き続けているだけではなかなかできない体験です。つくづく、この講座に参加してよかったと思います。
と。良い話風で終わりたかったのですが。今日という日はそう簡単に終わりません。
校正会が終わり、いざ帰るぞ立体駐車場を出ようとした時になって、駐車券を失くしてしまいました。車に乗る前に事前精算機を通してから、どこにしまったのか全く思い出せません。服やスマホケースを含む全部のポケット、鞄の中まで見たのにどこにも無い。結局、警備員さんのお世話になりました……。
以前も駐車券を車に忘れて困ったり、車内で携帯電話を失くしたりと、この立体駐車場を利用すると何かとトラブルが発生しやすいようです。不注意が過ぎる。馬鹿眼鏡、気を付けろ!と、自分を戒めます。
無職のレンズマンは基本家に家に居る生き物です。久しぶりに
と、勝手にひと悶着起こしつつ。
これから校正会の内容を反映した最終原稿を作っていきます。時の流れはあっという間、ぼやぼやしている時間はありません。時間がある今だからこそ、時間に気を付けて過ごさなくては。ボーっとするのはあまりにも得意なのでね。得意なことばかりしていては成長できない、当然のことです。
では、今日はこの辺で。お疲れさまでした。
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