381日目 通せコマ投げ! アクセルミラー大会
こんばんは、レンズマンです。
昨夜、アクセルオンリーのトーナメントに参加してきました。
格闘ゲーム
ところで、どうやって参加するんですかね。聞いたことないツール「tonamel」に四苦八苦し、何とか参加申請を済ませます。ただ、この後がわからない。開催時刻の22時を待てばいいのかな。時間までとりあえずランクマやトレーニングモードで腕を磨きます。この技とこの技ってこう繋がるんだ。土壇場で新しい発見もあったりしました。今更すぎる。
ドキドキしながら待つうちに、時間になりました。主催者三人の画面配信を立ち上げて、参加方法を確認します。オンラインマッチの部屋番号がわかったので、入室していいのか尋ねたら、トーナメント表が確定するまで待ってほしいと言われました。質問はコメントで行いましたが、僕の参加を聞きつけた友達がレンズマンのコメントがあってウケるとチャットを寄越してきました。コメントのコメントなんかするんじゃないよ! 恥ずかしいだろ!!
今回は先着順16名の参加受付をしていて、めでたく16人が集まることになりました。僕は第五試合です。ああっ、今思い出しても緊張します。オンラインマッチのルームに入室後、試合の見学の仕方がわからず配信で観戦しました。そのせいか、配信画面に映る僕のアバターは観戦席に並ばず部屋の隅っこで外を向いてじっとしています。僕のゲーム画面では中心を向くようにしていたのに。同期ズレのようですが、人見知りがこんなところまで! 一人で勝手に恥ずかしい思いをしていました。
激しい鎌と鎌のぶつかり合い、飛び交うアクセルボンバー。どの試合も白熱しています。そしてついに一回戦第五試合、僕の出番がやってきました。部屋の隅でじっとしていた僕のアバターも動き始めます。僕は当然アクセル、対戦相手は……勿論アクセル!! 三大使用率低いキャラ(友達調べ)の一人であるアクセルがミラーマッチを実現させています。すごい。
ちょっと話が逸れますが、ミラーマッチの醍醐味と言えば戦う前の会話。多くのキャラは相手が偽物と断定して、どっちが本物かを腕で競い合うのが通例です。しかし、時間旅行が可能なアクセルにとって同じ時代に自分が二人いるのは十分にあり得る話。「どっちも本物ってことあんだよな」「俺も今そう考えてた」くぅ、ウィットにとんだ会話……! 勝利したアクセルは「悪い、味方が居たんだ。ツキって奴がな」と軽口をたたくことができます。ギャア、かっこいい!! このカッコイイ勝利台詞を聞くために、なんとしても勝たなくてはならない。そして、ツキを味方につけるのは結局腕なのです。ミラーマッチにはキャラ相性が存在せず、必ず互角の条件。なんと残酷で、無駄のない戦いか。忖度無し、ハンデなしの真っ向勝負! いざ!!
勝負は二本先取。一試合三ゲームあって、二回勝利すると一本取ったことになります。……文字に起こすとややこしいな。まあ、最大三戦できるいつものランクマで勝ち越した方が勝ち、みたいなニュアンスです。とにかく勝てばいい! 行くぞっ! うおおおおっ! ……意気込みでは負けていないはずですが、最初の試合は0-2でストレート負けをしました。お、おかしい。今回の大会はあくまであしゅさん(誰?)の祝勝会で、アクセルメインじゃない方もたくさん参加しているはず。この人もそうじゃないのか? 僕の期待と裏腹に、対戦相手はレベル(対戦を繰り返すことで上昇する熟練度のようなもの。キャラクターの能力には左右しない)300越えの猛者でした。対する僕は最近天上階チャレンジをしたばかりの100ちょっとのぺーぺー。無限の択を素早く迫る起き攻めの前に、僕のアクセルはあっという間に体力を削られて負けてしまいました。
は、話が違う。こんなの勝てるわけないよう。……と、見せかけて。へっへっへ。癖は見切ったぜ! お友達のきの(仔)さん曰く、僕は対応が早いとのこと。攻撃パターンを把握し対処も理解してしまえば、決して勝てない相手ではありません。二試合目は2-1で僕の勝利となりました。……思ったより苦戦してるな。刺し合いで勝てるようになっても、そもそものコンボ精度、火力が違います。相手の方、普通に格ゲーが上手い。やっぱりコンボができないとGGSTでは戦えないのか!? いや、そんなはずはない。全てのじゃんけんで勝ち続ければ、理論上どんな敵にもパーフェクト勝ちできるはずだ! たとえ相手が自分より上手にコンボが出来たとしても! 俺のアクセルが一番、じゃんけんが上手いんだァ! ……いや、格ゲーうまくなれよ。
一進一退の試合展開に実況する主催者たちも盛り上がってくれて、そんな状態で迎えた三試合目。お得意のコマ投げを通して一度は勝利、しかし相手の覚醒必殺技での切り返しにより一度敗北。お互い後がない最後の試合、ギリギリのところで駆け引きを制したのは……相手のアクセルでした。
じゃんけん負けとるやないか!!!!!!!
ち、違うんです。僕の竜巻は当たっていて、ただ指が追い付かなくて追撃ができなかったんです。あのときに追撃のアクセルボンバーが決まっていれば勝っていたんです!! などと、言い訳をしても後の祭り。こうして、僕は一回戦第五試合を1ー2で敗退しました。悔しい~~~~~!!
僕の試合はここで終わってしまいましたが、その後も大会は続きます。配信を見ながら、たくさんコメントをして盛り上げに貢献しました。アクセルあるあるを話す主催者たちの軽妙なトークも楽しくて、最後まで楽しかったです。特に二回戦は僕を負かした方の応援に熱が入りました。もしこの人が優勝したんなら、大いに盛り上がった一回戦の対戦相手の僕が事実上の準優勝なのでは……? みたいな雰囲気を作りたかったのですが、奮闘空しくその方も二回戦で敗退。僕の浅ましい考えは簡単に打ち砕かれました。でも、全試合2-0で決着がつくなか、一本取り返したのって僕のアクセルだけなんですよね。一番いい負け方したのって僕……じゃないですか? これはもう準優勝……ねえ? 違う? 違うか。ツキは味方してくれませんでしたからね。
とっても楽しいイベントでした。ありがとう、あしゅさん(誰?)。貴方の頑張りのおかげで、いろんなアクセルが見られました。これからも天上階で頑張ってください。僕もいつかアクセルでそこに行きます。目標があると燃えますね! そう思ってランクマッチに挑んだら、
では、今日はこの辺で。お疲れさまでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます