原罪<オリジナル・シン>らしいですよ
こんばんは、レンズマンです。
今夜は友人とオンラインでゲームをしました。いわゆるMMOオンラインゲームではなく、同じセーブデータで一人のキャラクターの操作権を譲渡してもらい、4人で冒険するゲームです。友人と一緒にゲームをするのは好きなんですが、MMOは際限が無いのが苦手なので、こういったゲームはかなり好きです。長く遊んでいると愛着が湧くし、仲間の成長を見るのも面白いですよね。
ややダークというか、欧風の本格ファンタジーの世界観のゲームで、敵を切りつければ血が流れ、倒した人間の死体から所持品をあさり、時には死体を爆破したりして戦う。というか、生きている人間相手に盗みを働き、唐突に街中で血みどろの戦いが始まり、効率を求めて虐殺に走ることも……。冒涜的ともとれる行いですが、大義を掲げる主人公たちなら仕方が無い。家のツボを割って「これ勇者のやる事か?」なんてツッコんでいたのが遠い昔のように感じてしまいます。初めて知った時は「世の中は広く、こんなゲームがあるんだ……」と、驚いたし、実際に遊んでみると「ああ、まあこんな事したら怒るよな……」という納得感もあります。他のゲームならなあなあで済ますところを厳しく追及され、捕まりそうになったら捕まるか、買収するか、殺すか。い、命が軽い……! ちなみに、怒られているときに会話が発生すると自分と相手の時間が止まるんですが、その間に仲間たちが場所どりをして戦いに備える事が可能で、かなりシュールです。僕が使うキャラクター:レンズマン(キャラ名)はいわゆる僧侶タイプで、水の魔法を使った回復が得意なんですが、とにかく打たれ弱いので位置取りがとにかく大切です。なんか話している仲間の近くをウロウロしていたら急にお互いが武器を取り出し、喧嘩を始めた張本人ではなくやわこいレンズマンの背中に短剣を突き立て、とりあえず殺す……みたいなことが頻発します。最近は危うい雰囲気になったらみんなで声掛けをしあって立ち位置を決めるようにしています。前衛担当のプレイヤーが気まぐれで、飽きたら戦闘を始めてしまうので彼の気が持っている間に雨を降らせたりして有利にフィールドを作る必要があります。な、なんで味方に怯えているんだ!?
自キャラの話になりますが、所謂普通の人間族の魔導士です。前述のとおり水属性の魔法使いなんですが、厳かなローブに両手持ちの杖というステレオタイプの魔法使いなんですが、燃えるような赤い頭髪のリーゼント、と言うところが気に入っていて。しかも、戦闘中に退屈になるとすぐに杖を振り回す派手な待機モーションをします。そして、背中を刺されてすぐ死ぬ。もっと目立たない格好をすればいいのに……キャラメイクしたの自分なんだけど。レンズマンが死ぬタイミングが一番味方が湧いている気がします。解せぬ!
一生懸命ゆえにシュールな場面に出くわすのも面白いです。いい年した大人が四人、一緒にRPGを遊んでゲラゲラ笑えるのは貴重ですね。子供の頃、
週末に予定を合わせて遊ぶゲームは最高ですね。いつまでこんな遊びができるのかな。いずれは結婚だの仕事だのが忙しくて、できなくなるんだろうな。などと考える時期はとっくに過ぎている気がする28歳であった。う~ん、無情。
では、そろそろ寝ます。おやすみなさい。
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