端を包まないと肉汁が出るらしいですよ

 こんばんは、レンズマンです。今日は友人の家で餃子パーティをしてきました。

 20:00に仕事終わりの他の友人がやってくるというので、18:00くらいに作り始めるのかと思ったらもっと早く来いと言われ、16:00ごろに家に行くことに。そんなに早く呼び出してどうするのかと思ったら、Rが三つのインド映画鑑賞会が始まりました。奇遇にも僕としては二日連続のナートゥです。

 それとは別に餃子作りから始めるパーティなので、当然製作工程にも参加します。タネは作っていてくれたので、包む工程に挑戦。鉄板マスターを名乗る友人の手本を見ますが、友人が普通にタネを欲張りすぎて失敗。「これでは、いけませんね(教育ビデオ風)」と、自ら悪い例を披露してくれました。めっちゃでかい声で笑ったのをよく覚えています。

 最初の失敗こそあれ、流石は鉄板マスターを自称するだけはあって、器用に包んでいきます。4人集まった友人の中で、本当に経験が無いのは僕だけだったらしく、慌てて見様見真似で学び、何個かはまともな形に仕上げられました。端をちゃんと閉じないと、肉汁が出ちゃうらしいですよ。やっぱりやってみないと分からないことって多いですね。小説を書く時に料理するシーンを挟みたくなりがちなんですが、自分はさっぱり料理しないので全然レパートリーが無くて。いい経験になりました。

 ちなみに、やっぱり16:00は余裕で早く、1時間弱で包み終わりました。そりゃ、そう。まあ、ナートゥはなんどご存じになっても足りないので、まったく退屈ではありませんでしたが。

 映画鑑賞をしながら漫画を読みました。彼の家は漫画喫茶のように漫画が多く、ムゲンに時間がつぶせます。今日は「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」という漫画を読みました。twitterで見たことはあったんですが、改めて読むと一話一話の攻勢がしっかりしてて面白かったです。何気ない会話に救われることってあるよね。二人がお互いをいやしだと思ってる関係性が可愛くて好きです。

 インド映画の次はTRPGが原作の迷宮ダンジョンズドラゴンに挑戦する映画を見ました。まさか立て続けに二つ見せられるとは。どちらもあまりに面白かったのが救いですね。この映画の感想については後日単独で記事にしたいので割愛します。

 宣言通り20:00……から少し遅れて合流したのはでかい友人。さぞたくさん食べるぞ、と全員が緊張感を覚えながら待ち構えていたんですが、食いしん坊故我慢できずケンタッキーを6本くらい食べちゃったとのことです。漫画みたいですね。結局彼は餃子そこそことごはん、スーパーで売ってたでかいティラミスを半分食べて終わりました。うん、結構食べたね。

 肝心のギョーザの味について触れるのを忘れていました。結論から言うとめっちゃおいしかったです! タネ段階の工程を見逃しているのが惜しいほど、下味がしっかりしていて。鉄板マスターが焼いたギョーザは一度目は多少焦げたけど、二度目からは完璧。外はぱりぱり、中はジューシィを地で行きます。お酢としょうゆ、故障で味付けしたタレもよくあいました。店出せばいいのにと無責任ながら思いました。洗面台の前で腰を振っている彼に「うまいぞー!」と叫んだら、腕をパンパン叩いてアピールしてました。おもろ。

 ただ、予想外だったのが、一緒に買った50円の冷凍ギョーザがびっくりするくらいうまいんです。いや、一生懸命作った手作りのモノには流石に劣りますが、50円でこれは安すぎる。喜びや驚きよりも困惑が勝ってしまうほど。最近の冷凍ギョーザってすごいんだな……。

 と言うわけで、久しぶりに楽しいイベントでした。何年たっても新しい体験ができて、生きる事って楽しいなと思います。明日は何してやろうかな。多分封印やります。では、おやすみ。

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