レンズマン、シナリオ名決まってないってマジ?

 こんばんは、レンズマンです。

 正気を疑うタイトルでごめんなさい。これ、TRPGのオリジナルシナリオのタイトルなんです。お騒がせしてすみません。

 …え? さっぱりわからん? そうですよね。

 正確にはダブルクロス3rdというシステムのキャンペーンシナリオで、とにかく話が思いついたからやりたい、でもネーミングセンスがカスなので名前はつけられない。ええい、声だけかけて始めてしまえ! となったのがかれこれ2年前。結局名前を決められないままラストの劇場版(サブタイ)を目前にメンバーの一人が失踪、その後2.3陣を用意して遊んで、つい先ほど3陣が終わったところで、いまだに名前がついていません。

 何につけても名前って大切なんですが、だからこそ名前つけるのめんどくさーい! と思ってしまって。今日までずるずると来てしまいました。

 ところが、そうも言ってられない期日が迫っているんです。何故なら、このシナリオは今年12月のゲームマーケットで販売する予定だからです。正気か?

 僕のネーミングセンスがわかるものは、雷魔法の魔導士が主人公の「しだらでん」とバカなメガネの日記「メガネ拭き」の二つ。さて、今度はどんな名前をつけてやろうか。


……んん。眠い……


 いかん! 考えていると眠くなってきます。

 というのも、問題がありまして。上記二つの名前の共通点があって、それは主人公に焦点を当てた名前と言うことです。主人公は作品の中核を担うので、彼にちなんだ名前にすれば作品を象徴した名前にできる。ところが、TRPGはそうもいかず、何故ならキャラクターシートを提出されるまで主人公の容姿や性別、能力なんかが全然わからんのです。かと言って、NPCにちなんだ名前にはしたくなく。タイトル冠したNPCが出てきちゃうと、じゃあこいつが主人公じゃん!? NPCはあくまで端役。その原則は忘れずにいたい。……難しい。

 参ったなあ〜。いっそこのまま正式採用しちまうか。いやいや、自分の名前タイトルにしたシナリオ売り出すなんてどうかしてる。恥知らずも良いところだ。なんて話を3陣が始まった時にしたら、「レンズマンさんってそう言う人だと思ってました」なんて言われ、他のPLからも同意の相槌が飛び交いました。ち、ちがわい! このレンズマンを捕まえてなんちゅうことを、この奥ゆかしさが目に入らぬかっ! …………す、すけさん、かくさん、リアクションしてください、頼むから。


 日頃の行いって大事ですね。

 そろそろ本格的に名前を考えなくちゃいけない時期になってきました。誰もが手に取りたくなるような、ビビッとくる名前。降ってこないかな。内容にはまあまあ自信があるし、遊んでもらえた人からは好評なんですけどね。問題がないわけでは無いんですが。

 意気込み虚しく、瞼が重くなってきました。よし。夢の中で考えよう。そうやって、こいつは今日も明日の自分に託すのでした。


 おやすみなさい。

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