登場人物

〇 リオン・ローラン

邪神から世界を救った勇者。

いずれ来たる魔王の復活のため、子供を産んでくれる女性を探している。


故郷での初体験、娼館でのフェリエラとの交流を経て、ようやく女性を抱くという行為に慣れてきた。

テクニックは素人レベルだが、ありあまり体力は一晩中女性を抱き続けられるほど。

もしもさらに経験を積んで技術を身につければ、世界中の女性が貞操の危機を迎えることになるだろう。




〇フェリエラ

娼婦の女性。

元々は貴族の生まれだったのだが、紆余曲折を経て娼婦になっている。

それなりに人気がある花形だったのはずなのに、ある日、顔の上半分を呪いの刻印に覆われてしまった。

その原因について、彼女は誰にも語ろうとしない。


リオンに買われて抱かれている。

経験の浅い彼を最初はリードしていたものの、後半は尽きないスタミナにくてんくてんにされてしまった。




〇アルフィラ・スノーウィンド

スノーウィンド公爵家の次女。Aランク冒険者。

家督を継ぐ立場でないため家からは自由を許されており、冒険者として活動中。

剣術では誰にも負けたことがなかったのだが……自分の一撃を避けてみせたリオンのことが気になっている。


父親、護衛二人の過保護に頭を悩まされている。

近づく男をことごとく彼らが排除してしまうため、いまだに男性経験が無く、秘かに焦りを募らせている。




〇ジェイル

フェリエラの弟。

リオンが戦っている場面を見て、人目で惚れこんで舎弟になることを願い出る。

かつては冒険者をしていたが怪我で引退した。

手に後遺症が残っており、生活には支障はないが戦うことはできない。

頼まれたら何でもやる、チンピラのような仕事をしている。


娼婦であり、呪いに侵された姉を案じている。

どうにかして金を渡したいが、受け取ってもらえなくて困っている。




〇ミランダ・アイス、ティア・アックア

スノーウィンド公爵家の家臣。アルフィラの護衛。

ミランダは剣士。ティアは魔法使い。

アルフィラのことを崇拝しており、彼女に近づく人間を排除しようとする。

これまでにも何人かの男達を病院送りにしており、アルフィラを悩ませていた。




〇イーリス

ギルドの受付嬢。

新人冒険者であるはずのリオンの潜在能力に驚いており、ギルドマスターに報告している。




〇エイリー

喫茶店『ピンク・クロッカス』の看板娘。

粗暴な冒険者に襲われていたところをリオンに助けられる。

見てみぬふりをした常連客に不信感を持っており、助けてくれたリオンに好意を抱いている。

いきなり子作りを迫られて拒否。リオンのことを殴ってしまう。

間違ったことをしたとは思わないが、一抹の後悔を胸に抱いている。


次にリオンと出会ったときには、今度は冷静に話してみたいと考えているが……その結果、何が起こるのかは不明である。

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