安定したハーレム、不安定なハーレム

実在のハーレムと、私たちの求めるものは違う、実在のハーレムは合理的な理由など、色々な外的な要因により成り立つ。

特に私たちの求める規模のハーレムとなると、合理的な目的が無くては成り立たない。目的があるということは、簡単に壊れてしまっては困るということだ。

そこでそのハーレムは共通の規則を必要とする。そうやって安定をはかるのだ。感情という計量的でない基準で成り立っては困るのである。

故に私たちには相応しくない。

私たちは感情を求める。私たちのハーレムは感情によって支えられ、不安定である。バランスは絶えず変化し、何とか成り立っている。そこから感情が垣間見えるからこそ、私は満足するのだ。

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