43話 ういろう

数日後、一行は名古屋にいた

「うーむ、異世界にも名古屋があるとは、、、」

だが、よく見るとナゴリャーって書いてあった

リョナ「中日ドラゴンズもナカニシ・ドラエモンズに変わってますね」

ニーナ「あ、ドアラもドラえもんのパクリみたいなキャラになってる、しかも八頭身!!」


ティアラが「せっかくだから、名古屋に来たので何か食べましょう、リョウのおごりで」

そうとなれば話は速い、リョウ、ティアラ、カルナ、リョナ、ニーナ、元魔王フンババは店を探すがなかなかこれといった店が決まらない

「うーむ、名古屋名物はういろうは解るが他がわからない」


そんな中、客引きの男が現れる

「お客さん、ナゴリャーは初めて?だったらいい店が行こみゃあ」


という訳で一行は名古屋料理ハルキゲニアという店にやってきた

「変わった名前のお店ですね」

「ここのオーナーがハルキマニアでして」

「ほう、異世界にもハルキマニアがいるのか?」

「はい、角川春樹の方ですが」

「まてや!!」


そんな中、ティアラが提案する

「せっかくだから、この758セットって頼んでみない?オトクそう」

「うむ、それを6人前を頼む、他の人は」

「私も!!」

「私も」

「同じく」

「同じ」

「同じでござんす」


そして彼らの元に36人前の名古屋セットがやってきた

「えっ、なんか、ミスってね?」

「お客様が6人前を6回注文されたので」

「ううむ、しかたがない、心して食べよう、俺は今、人間人力発電所だ!!」

「天帝の地下かよ!!」


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る