28話 551

ズコーター大帝、それは虹色彗星帝国の偉いオッサンだったが

いきなりフレンドリーにやってきた


「これはお近づきのご挨拶で551の肉まんです」

ティアラは大喜び

「ズコーターさんってひょっとしていい人では?」

「いい人すぎるんです、私は宇宙中を巡ってラブアンドピースを訴えています

地球の皆様スマイル」

リョウがツッコむ

「ここは異世界だぞ、この惑星の名前は俺も知らん」

「宇宙から見るとこの惑星は地星と呼ばれています、オホホホ」

「つまり、地球で問題ナッシング?」

「大体、異世界物って変ですよ、いきなりその惑星の重力が地球と同じってツッコミ100回ぐらいいれたい、ズコーターです」

「ふむ」

「というわけで、私は一旦帰りますが、どうぞ、551の肉まんお召し上がりください」

「ふむ、くるしゅうない」

と思っていたらティアラや妹のカルナ、リョナやニーナも既に551の肉まんを食っていた

「んまああ、これ、美味しい!!」

「うーん、ティアラ、お肉あんまり食べられないので嬉しいのです」


そして、リョウが肉まんを食おうと一口、かじったところ

「いかん!!、これには毒が入っている!!!」


おいおい、やっぱり悪いやつじゃねーか

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