21話 いるさっ ここにひとりな!!
会計を持ってきたホストは説明する
「まずは、先付けが10億円です!」
「はあ、あのオカラが10億円?」
「アレはミシュラン三つ星シェフが作った物でそれぐらい価値があります」
「ぐぬぬ」
「さらに泡盛のシャンパンタワーですが、アレには環デニーという泡盛の名人が作った泡盛が使われてます、1本2億円する代物で100本使われてます」
「なんじゃそりゃ?」
「1本1億円の焼き鳥も100本食べてますね?」
「なんじゃそりゃ、名古屋コーチンでも使ってんのか!?」
「各ホストの指名料も一人1億円で500人呼んでます」
「この部屋に500人もいるのか?」
「さらにフルーツ、トイレ使用量などを含めると2000億円になりますが、
会員カードを作られたので1200億円です」
「なんじゃそりゃ、金額がビッグモーターじゃねえか!!」
ティアラがブチ切れるとそれを携帯で撮影しているホストがいた
「これを暴露されるとどうなりますかね、ホホホホ」
「おまえらは一体、何者だ!!」
「私は魔王ズンドコブシの四天王の一人、ガウランです、当初は龍でしたが
話の成り行きで実はエロいインプでした、ティアラの恥ずかしいビデオとか写真を撮ってばらまいて
天界の名誉を粉々に砕くのが目的です」
そういうや、屈強なホストにティアラは押さえつけられる
「きゃああ」
「貴方ぐらいの美女でしたら楽しみがいがありそうですね」
「たすけて、だれか」
そこに声が響く
「いるさっ ここにひとりな!!」
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