9話 美少女四天王

「プロット的には魔王の四天王が現れるはずだろう」

「うむ、兄者、拙者もそう思う」

ティアラが言う

「魔王のズンドドスの四天王ですか、確か」

「辞めとけ」

「はい?」

「そもそも、ズンドドスも間違っているし、四天王もどうせ、間違っているのだろ?」

「ぶっちゃけそうです」

「なら、そのあたりでウジウジしても駄目だ」


とそこに四天王の一人が現れた

リョウとカルナは臨戦態勢に入る


そこには四天王の一人、リョナが村にやって来た

「ここの村の物は皆殺しにします」

しかし、カルナが言う

「さてはオメー、美少女じゃねえか!!」

ぶっちゃけ、リョナは美少女だった、本人はグレーターデーモンと言ってるが

美少女だった

カルナが言う

「お前にはアイドルの才能がある」

「なんですか、アイドルって」

「たくさんのオッサンの前でうたっておどって稼ぐ商売だ」

「なに、それ、おもしろそうですね」

「で、カルナは思ったのだ、お前は四天王より、私とデュオを組むべきなのだ」

「いいですね、カルナさん」

すっかり、カルナの口車に乗せられていた


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